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- Amazon.co.jp ・本 (530ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102165232
作品紹介・あらすじ
オファレルは46歳のCIA暗殺工作員。妻には身分を偽り、他人の記憶に残ることを極力避ける。家族を愛し、酒はマティーニを一日一杯。週末には必ず車を洗う。そんな彼の原則が徐々に崩れ始めた。娘の離婚騒動、孫を襲った麻薬疑惑、そして殺人という行為への罪悪感…。だが、家族のためにもう一度だけやらねばならない。彼は最後の標的、駐英キューバ大使リベラの元へと向かった。
感想・レビュー・書評
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フ−13−23
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丁寧に積み重ねられたエピソードとそれによって描かれるキャラクターは読み応えがある。
苦手な国際陰謀モノかと思えばさにあらず、暗殺者オファレルの人間としての側面を読ませる話だった。
なのでこのラストには呆然。
後味が非常に悪い。
因果応報ですらないし。
お伽話のように「みんな幸せに暮らしました」ってのはいらないけど、あまりにもかわいそうな登場人物がいて萎える。
このラストのせいで評価だだ下がり。
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