箱根人の箱根案内 (新潮OH文庫 40)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102900406

感想・レビュー・書評

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  •  日本で二番目に古い富士屋ボテル四代目オーナーの娘だけあって、箱根を知り尽くしている上に、歴史こぼれ話、箱根人気質まで紹介していて興味深い。 短い文章にまとめられて100話。
      江戸を守るための要所で歩き難くしていた箱根道が、日本で最初の避暑地となり首都圏観光地となるまでの、旅館、ホテル経営者の心意気が読み取れる。箱根豆腐が食べたくなってしまった。

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著者プロフィール

1962年神奈川県箱根町生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科卒。旅とホテルを主なテーマにノンフィクション、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆している。2012年『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の100日』で小学館ノンフィクション大賞受賞。著書に『箱根富士屋ホテル物語』(小学館文庫)『帝国ホテル・ライト館の謎』(集英社新書)『百年に品格 クラッシックホテルの歩き方』(新潮社)など多数。富士屋ホテル創業者・山口仙之助は曾祖父にあたる。

「2019年 『考える旅人 世界のホテルをめぐって』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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