人間の幸福

著者 :
  • 新潮社
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103113300

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 神シリーズの4冊目です。
    今回は 芹沢氏の読者である 女性達の 生き様など中心に 人間の幸福とはというテーマを書いていました。

    夫婦が信じあい言葉を大切にする事が
    幸福の第一課である。 と いうことです。
    言葉を大切に つむぐ著者だからこそ 
    言葉の大切さを改めて書いているのでしょう。

    今では 言葉にも命があって 
    大切に使わないといけないという事は 広く知れていますが、
    20年以上前に書かれた本に 書かれておりました。

    そして、神様=大自然にとって 私達は子供である。
    親である 神様は 私達子供らが みな幸福になる事
    陽気暮らしをする事を 望んでいるという事が 書かれていました。

    このシリーズはまだ続きます。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1896(明治29)年5月4日生。1993(平成5)年3月23日、満96歳没。東京帝国大学経済学部卒。静岡県沼津市名誉市民。
静岡県駿東郡楊原村我入道(現在の沼津市我入道)に父・常蔵(後に常晴と改名)、母・はるの子として生まれる。1930(昭和5)年、療養中の体験に基づいた作品『ブルジョア』が、「改造」の第3回目の懸賞小説に一等当選し文壇に登場。1943(昭和18)年刊行の代表作『巴里に死す』は森有正によってフランス語訳(1953(昭和28)年)され、1年で10万部のベストセラーとなり、ヨーロッパで高い評価を受ける。日本ペンクラブ会長、文芸家協会理事、ノーベル文学賞推薦委員、日本芸術院会員など数多くの役職を歴任、日本文芸の普及に貢献した。

「2019年 『新装版 巴里に死す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芹沢光治良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×