星座から見た地球

著者 :
  • 新潮社
3.10
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本棚登録 : 403
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103247319

感想・レビュー・書評

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  • いつ
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    どんな時に読むか

    そういった些細な事で、感じ方がガラッと変わる小説だと思う。

    そして、多分、どのページから読んでも楽しめる。


    こんな小説は他にはないと思う。

  • 人間が星星を勝手に結びつけて星座を定めたように、星座もAとかBとか名前も知らないだれかのものがたりを垣間見て、線を引いて星座にしてたりするのかな。
    読んでいるとき、わたしの耳にはBUMP OF CHICKENのR.I.P.がずっと流れてた。

  • 句読点もカギカッコもなく段落もほとんどなく、名前も小説に出てくるような名前ではなく。読み進めていくのにかなり集中力を必要とした。

  • コロコロ変わる視点に宇宙を感じる地球上のお話。

  • ABCDという人物のそれぞれの一場面一場面を区切るようにして紹介されていく。

    どうやら彼ら彼女らは子供たちのようなのだが、
    最後までぼんやりとした形でしか彼彼女たちは紹介されない。

    しかしそれでいてなぜだか彼ら彼女たちの姿がぼんやりと形作られていくところ、頭の中に描かれていくところにすごさを感じた。

著者プロフィール

福永信(ふくながしん)
1972年東京都生まれ。京都造形芸術大学中退。
リトルモアの第1回ストリートノベル大賞を短編「読み終えて」で受賞し、1998年にデビュー。
菊地信義によるアクロバティックな横組みの装幀で話題となった短編集『アクロバット前夜』(リトルモア)、
人間ならぬ存在も含む小さな物語集『星座から見た地球』(新潮社)、
知り過ぎた聞き手による対話篇『一一一一一』(河出書房新社)などの小説集のほか、
執筆・構成を担当した展覧会図録『絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界』(青幻舎)といった編著も。
2015年早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。

「2019年 『しんじゅのこ 【限定版】びわ湖真珠 ひとつぶ付き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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