廃炉: 「敗北の現場」で働く誇り

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103320920

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  • PRESIDENT online(2021/07/12):「実は顧客サービス」福島第一原発のコンビニがタバコの個数をわざと間違えるワケ    
    https://president.jp/articles/-/47673

  • 廃炉の「炉」は、原子炉。福島第一原発の4基の原子炉の、主に解体(と単純には言えないが)プロジェクトに関わる数千人の中から数人にインタビューした物がベース。
    恥ずかしながら、未だに廃炉作業中であると言う、言われてみれば当然の事実を改めて認識。巨大震災と原子炉事故の組み合わせは世界に例がない。資源も土地も少ない日本では、チェルノブイリのようには行かない…
    最新の技術と知恵でトライ&エラーを繰り返す。加害者企業の人間となる事を分かった上で入社を希望する学生や中途採用者。大災害ではあるが、それに尽力する事で自己の存在価値を見いだせるようになる者……
    興味深く読みました。

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著者プロフィール

稲泉 連(いないずみ・れん):1979年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒。2005年に『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』(中公文庫)で大宅賞を受賞。主な著書に『「本をつくる」という仕事』(ちくま文庫)、『アナザー1964――パラリンピック序章』(小学館)、『復興の書店』(小学館文庫)、『サーカスの子』(講談社)などがある。

「2023年 『日本人宇宙飛行士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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