アラフォー女子ひとりでもできた! 小さくてかわいい家づくり

著者 :
  • 新潮社
3.13
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本棚登録 : 85
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103357513

作品紹介・あらすじ

建築面積7坪、でも開放感たっぷり。わがままな理想の家ができるまで。38歳、独身、女性。ある日突然、家がほしくなった。大好きな北欧雑貨を週末だけ売る、ゆる~いショップを兼ねた一戸建てが、都内にほしい……。そして2年後、家は完成。予算4000万円の狭小住宅だけど、なんと〝住宅建築賞〞まで受賞してしまった! カーテン、照明に、ドアの取っ手まで、こだわり抜いた家づくり体験記。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でたまたまみつけて読了。

    一軒家、いいなぁ。写真ばかりの本を見ることはあっても、実際のドキュメント的な本を読むことは稀。しかも38歳で4000万、都心で土地探しからなんてたいしたもんだ‥(汗)

    マンションを買うなら、美人投票というか、資産価値を見定めて‥というアプローチがあるけど、建築事務所を巻き込んだオリジナル一軒家となると話しは違う。苦労話も多く、手に汗握る。図面や模型も、自分でかいたり作ったりするならまだしも、設計事務所に委ねながら進めるのって歯がゆいだろうなぁ。(予算や土地の事情で)納得いかないことを受け入れるのって、ほんとストレスだろうなと思う。実際ストレスで、建築家へ当たり散らしたメールなどもでてくるが、そこがリアル。

    え~と、だからやっぱり建築家選びが重要だってことだ。この人になら任せられる。この人が言うなら仕方ない。そういう相手じゃないと家は託せん。そこまで自分を追い込んでから託さねばいかん気がした。

    友達は建築をやっているが、自宅を建てるに際しその妻から「中村好文に任せたい」と言われたそうな。まぁそういうことじゃ。(仮に旦那が設計士であろうと)旦那の趣味に投資する余裕などない。どうしてもやりたいんやったら1/5の模型でプレゼンしてからにしてって世界。妻が求める覚悟におそらく夫は応じられまい。

    家は人生の舞台装置とも言える場所。誰しもが悔いのないようやりたいやろ!と鼻息が荒くなった1冊でした。しかし、こんな施主だと建築家ってホント大変。金に余裕はないわ、こだわりあるわ、狭小住宅だわ‥。でもすごく喜んでもらえて(しかも本にもまとめられ)嬉しかっただろうなぁ。関係者が報われて、読者もホッとしました(^o^)

  • ひとりでも
    狭くても
    かわいい家はつくれる!

    勇気をもらいました

  • 家建てる予定が無くても面白い。具体的なことが書いてあるから、色々想像しやすくて面白かった。お人形の家みたいだけど可愛いおうち♪( ´▽`)

  • 読了

  • 北欧雑貨のshop・Fikaの店主の自宅建築記。
    15坪、3階建て、店舗併用。
    40歳の独身女性が自宅兼shopを作るまで。

  • 今まで新築の家のデザインとかに興味があっていろいろ見たりしてる中で今回の間取りは初めて見ました。店が上手いこと組み込まれてておもしろかったです。家ができるまでの過程もよく分かって勉強になりました。って、家を建てるなんてことはとても無理ですが。

  • 40歳で家を建ててショップ経営をしたいという夢を一気に叶えた女性の本です。
    7坪の土地に住居兼ショップを建てるまでのストーリー。土日だけ午後一時にのんびり開店する北欧雑貨を売るお店は羨ましい限りです。お店も居住スペースもシンプルでセンスが良くてステキです。
    注文建築は大変だけど、出来上がった家は自分の好みで欠点すら愛おしく思えて本当にオススメです。

  • 北欧雑貨のショップ兼自宅「FIKA」。
    タイトル通りとても可愛いお家。
    おしゃれです。

    床材をどうするかとか、天井の高さとか、照明とか、全部自分で選ぶのは楽しそうにも思えるけど、何がいいのかどんどん分からなくなってくるんだろうなと想像する。
    最後まで投げ出さない塚本さんのエネルギーには頭が下がります。

    建てるにしても買うにしても、家には心安らげる空間であってほしい。
    それと同時に居心地がいいからと閉じこもるのではなくて、ワクワクを見つけて外に元気に出掛けていけるようなそんな場所でもあってほしい。
    「FIKA」はそういう家なんだろうなと思った。

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