わたしの台湾・東海岸:「もう一つの台湾」をめぐる旅

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 68
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103362722

作品紹介・あらすじ

豊かな自然と先住民文化に彩られた、あなたの知らない魅惑の台湾がここにある! 先住民が多く台湾人に心の原点と愛され、アウトドア・レジャーも盛んな台東、名所・太魯閣渓谷や日本統治時代の建物を活かした街が人気の花蓮、テレビドラマ『孤独のグルメ』でも紹介され台北から近い宜蘭など。都市が集まる西側、古都として人気の台南ともまるで違う独特の魅力を日台ハーフの著者が綴るガイド&エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 台湾に残る日本、台湾人のアイデンティティまで踏み込んでいて、食べ物や若者文化だけじゃない「台湾」を深く知れる内容だった。かなり読みごたえあり。台湾リピーターにおすすめ。また開拓したい場所が増えた。

  • 次の台湾旅行の参考にと思って手に取った一冊。
    観光地の紹介にとどまらず、著者の生い立ちやその地域の歴史、さらに民俗学的見地にまで踏み込んで書かれており、興味が広がった。
    食レポもあり、苦手だから食べられない、といった、著者の素直な姿勢が見えてほほえましい。
    ほかの地域についての著書も読みたいと思った。

  • 一青妙さんの台湾・東海岸の旅。
    台湾をよく知る一青妙さんの視点は、歴史、食、出会う人々、映画、産業、文化など旅行者目線とはまたひと味違って興味深いです。

    花蓮の太魯閣峽谷、
    台東の池上、
    基隆、宜蘭、
    九份、十份、
    平渓線
    あ〜、台湾に行きたい

  • 台湾東海岸および基隆・九份を訪ねるガイドブック風旅行記。台東県では海沿い山沿いの10ヵ所を紹介し、また基隆・九份の章では著者のルーツを探る。著者は台湾の名家の生まれで、基隆・九份には大きな邸宅を持っていたらしい。

  • ガイドブックだけではわからない人との交流の部分は他の本と同様魅力的であった。東海岸への興味が一層湧いた。

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著者プロフィール

台湾人の父と日本人の母のもとに生まれ、11歳まで台湾で育った。現在、作家、女優、歯科医師として幅広く活躍している。台湾に関する著作多数。2015年より台南市親善大使を務め、日台文化交流に努めている。

「2022年 『「はやく」と「ゆっくり」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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