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- Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103390510
作品紹介・あらすじ
いつまでも元気でいてくれる気がしてた。でも、そんなことあるわけないよね。突然倒れた父の介護は誰がする? 息子、娘、それとも年老いた母? 出来るだけ助けになりたいけど、自分の生活で手一杯の子どもたち。なるべく子どもに迷惑かけないようにと自分たちだけで奮闘する父と母。介護する側、される側それぞれの気持ちを細やかに描いたハートフル・コミック。介護世代のみならず、プレ介護世代も必読です!
感想・レビュー・書評
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親を介護するのは女、という«伝統»から抜けきれない日本。
その負担感のあまり、早く逝ってほしいと願ってしまうのは貧困福祉の証。
自分の生活に介護を汲み込まざるを得ない状況において、きょうだいの本心も浮き彫りになり、さらに厄介が倍増する。
絵がやさしいので、厳しい現実が和らげられている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実体験が背景にあり、介護をめぐるやり取りはとてもリアル。ただ、制度的な掘り下げはなく、どこまでいっても感覚的に物事が進んでいく。
きょうだいはリアルではなく設定なのかな?と思うけど、それぞれの立場のそれぞれの正義があって、絶対的な正解はない。みんな自分勝手で、みんなが誰かを思ってる。
圧倒的に無私なのがお母さんなんだけど、浮気までしてたお父さんが切なく同情してしまうのは、性差別?
自分がどんな立場になるのか分からないけど、無償の愛はできそうにない。 -
身につまされる。
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