- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103502715
作品紹介・あらすじ
もし、このバンドが存在していなかったら、J-POPはどうなっていたのか。オリジナルメンバーの岸田繁と佐藤征史がロングインタビューで語り尽くした、知られざるあの時の苦悩と二人が見据える未来。京都で誕生し、その後の日本の音楽シーンを大きく変えた唯一無二のバンド、くるりの謎と本質に迫る。くるりをよく知る関係者の証言も収録した永久保存版の一冊。
感想・レビュー・書評
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...(略)だから、くるりってよく複雑なこと考えてやってるように見られがちだけど、根っこにあるのはいつもすごくシンプルな思考で、『やってみたらなんかいいもんできた』ってことだけなんですよ」
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こういう姿勢、かっこいい。こういうのこそ才能なのでは詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一番好きなバンドだからか、一気に一晩で読みました。オリジナルメンバーからの話だけではなく、著書というフィルターを通して、客観化されており、真実に近い内容に感じた。今後、メンバー、バンドがどのように進化していくのか益々目が離せません。
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ロックンロールを聴きながら 読みたいと思った
流れというものが ある
人の流れ
時代の流れ
音楽という 奔流
抗うように 委ねるように
どのように 舵を取ろうかと考える
全てを意図する そういう在り方も ある
成り行きを信じる そういう生き方も ある
意図しないということは
出会いと気づきに 耳を澄ませるということ
まるで 吟遊詩人だと 思う
意図するということは その意思をくみ取り
指揮を執るようなものなのだと 思った
どちらも ある
あえて委ねる歩き方も ある
常に言葉にならないものを 探していたような 気がする
自然そのものを いつも相手にしているような 気が する -
お気に入りのくるりの音楽の舞台裏を覗いた感じ。新たな視点より聴くことができる。
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ファンの人ならば、歴史が分かっていいでしょうね。私は「好きな曲が何曲か」程度なので。
イマイチこの奇妙なバンドの深いところは
分からないままだった。 -
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なんだか、今の音楽シーン、
「音楽」を作ることが、矮小化されていくような気がして、
本当の音楽って、なんだろうか、と思う。
なんだか、今の音楽シーン、
「音楽」を作ることが、矮小化されていくような気がして、
本当の音楽って、なんだろうか、と思う。
2019/09/08
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向井秀徳の「三栖一明」と立て続けに読んだので、一括りに語られることもあるナンバガとくるりがまるっきり違うのが如実にわかっておもしろかった
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割と同年代だか、あまりちゃんと聞いてこなかった「くるり」に興味を持てるようになりました。早速聞いています。
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2016.12.1
メンバー交代やスランプ期などバンドの裏側など、なるほど大変だよね、バンド続けるのも、と思いながら読んだ。