- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103511410
感想・レビュー・書評
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捕まえて食べたいです。
15年前位迄は結構色々なものを釣ったり捕まえたりして食べていました。いつの間にやらそういう事もしなくなりましたが、心の中では色々なものを獲って食べたいという欲求が有ります。
獲りかたの本かなと思いきやどちらかと言うとエッセイのような本でした(簡単には書いてありますが)。そのうち孫が産まれたりしたら一緒に何か捕まえに行って一緒に食べたいですね。おじいちゃんすごーいとか言われたいです。
それにしても結構簡単に獲れそうなものが多くて、シャコ獲りとかギンポ釣りなんてワクワクします。自分でも出来そう。
子どもの頃の夏と言えば、朝から晩まで何かを捕まえていました。そこに「食べる」という楽しみが有ったらさらにエキサイトするでしょうね。まあその頃はバッタ、ザリガニ、カエル、おたまじゃくし、クワガタがメインでしたので、とても食べられるものではありませんでしたが。
今興味を持っているのは野草取りです。本書でも出てきましたが絶対楽しいと思うんですよね。将来野菜高騰しても野草で栄養獲れる位にエキスパートになりたいです。と、言いながら何もしていないんですが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昆虫食ではなく、普通に食べられる食材を自分で採るという内容。期待と異なり残念。
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ホンオフェのところで、もしかして昔読んだデイリーポータルZかなと思って調べてみたら、まさにその方だった。
あの記事は、本当に、莫迦じゃないかと思うくらいの体当たりで、ムッチャ笑った。感心した。
本になるとそれを超えるものではない。なかなか出版物となると難しいねんなあ。これは、編集の企画力の問題なんじゃないかと思う。
結果的には、どうと言うことはない。 -
ホンオフェ(エイの発酵食品)、ホタルイカ、アナジャコ、マテガイ、ギンポ、ヒラツメガニ、粟島のタコ、多摩川の野草、ザザムシ、スッポン。
魚類、甲殻類、貝類、植物、虫……捕獲と調理の愉快な記録。
アナジャコやホタルイカ、あとタコ辺り、実に楽しそう&おいしそうで獲りたい欲が掻き立てられた。 -
リョウシさんじゃないというのが心強い。
免許がなくても、捕まえて食べられるのだ!
ところで、鳥類学者の川上さんと似た語り口だが、70年代生まれの人ってアニメとか漫画とかで例えるのが定石なのかしら(偏見)。好きだ。 -
バラエティ番組でやっていたお笑いコンビ・よゐこの無人島生活は
好きでよく見ていた。なので、本書は似たような感じなのかなと
思って手に取った。
違いました。なんというか、遊びの延長かなぁ。サバイバルって感じ
ではなかった。
子供の頃、潮干狩りに行ったりハゼ釣りに行って、獲れたアサリや
ハゼを自宅で料理して食べたけど、その大人版ってところだな。
私の亡き父は思いがけず釣れたウナギを庭で嬉しそうにさばいて
いたっけ。天然のウナギは美味しかったのを覚えている。
河口の干潟でアナジャコやマテガイを獲るのは私も子度の頃に
やったことがあるので、「そうそう。そうやって捕るんだよね」と
懐かしかったわ。
食材になる物って結構身近にあるんだよね。小学生の頃、校庭に
植えられた桑とかグミの実をとってモグモグしてたし、春のお彼岸
が近くなれば川の土手にヨモギ摘みに行った。
自分で食材を獲る面白さは分かるが、それ以上ではなかったの
が残念。本書冒頭の「エイを釣って韓国の高級珍味ホンオフェを
作って食べる」みたいなのが続けばもっと興味深かったかも。
特に漁業権が必要なザザムシ編は著者本人が何もしていないの
でがっかり。
本書もそうなのだが、近年はネット上の記事をそのまままとめて
紙の書籍にする企画が多いね。ネットの文章そのままは時に
読み難かったりするのだが、これはネットの文章に慣れている
世代の方が多いってことなのかもね。
そう言えばご成婚50年記念で天皇皇后両陛下の日常を追った
テレビ番組があって、その中で両陛下が皇居内でオビルやツクシ
を摘んでいらっしゃった場面があった。
おふたりで楽しそうに摘んでらしたな。ノビルは「酢味噌で頂くの」
と皇后陛下があの綺麗なお声でおっしゃっていた。許されること
なら、両陛下とご一緒にノビルやツクシを摘んでみたい。