特務艦「宗谷」の昭和史

著者 :
  • 新潮社
3.50
  • (3)
  • (2)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103904076

作品紹介・あらすじ

昭和三十一年秋、日本人の夢を背に極寒の南極へと向かった観測船「宗谷」。しかしその船は戦中、高射砲を装備され、南洋の激戦地で「特務」を帯びて奔走していた-。ソ連船として進水したものの、輸送船「地領丸」となり、その後、過酷な任務をあまた命じられた一隻の船。昭和という時代を生きた「宗谷」の軌跡を、秘話を中心に綴る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんといっても、戦時中の特務艦時代が一番躍動感がある

    南極観測をめぐるごたごたははじめて知った。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

大野芳(おおの・かおる)
一九四一年愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『北針』で第一回潮賞ノンフィクション部門特別賞受賞。
著書に『近衛秀麿――日本のオーケストラをつくった男』(講談社)、
『絶海密室』『瀕死の白鳥――亡命者エリアナ・パブロバの生涯』(以上、新潮社)、
『8月17日、ソ連軍上陸す――最果ての要衝・占守島攻防記』『「宗谷」の昭和史――南極観測船になった海軍特務艦』(以上、新潮文庫)、
『死にざまに見る昭和史――八人の凜然たる〈最期〉』『無念なり――近衛文麿の闘い』『裸の天才画家 田中一村』(以上、平凡社)、
『天皇は暗殺されたのか』(二見文庫)など多数。

「2020年 『伊藤博文を暗殺したのは誰なのか 安重根と闇に隠された真犯人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大野芳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×