そして殺人者は野に放たれる

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104648016

感想・レビュー・書評

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  • 実際に起こった凶悪犯罪・・そして犯人は裁判に問われる。しかし、日本の裁判では精神障害と判断されると罪に問われない場合も多いのだ・・。本書は様々な判例ケースから、日本の司法の欠点を追求している。殺人者の精神鑑定の結果では「殺され損」になってしまうわけだ。肉親を殺された家族のやり場のない怒りが伝わってくる。やはりこのテの本は、読後感は暗くなるなあ・・。

著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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