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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105073718
作品紹介・あらすじ
産んでよかった。産まなくてよかった。私たちの感情は狭間で揺れ動く。かつて当たり前の存在だった「子のない女性」は、いつから「解決すべき問題」になったのか。産業革命や戦争、不景気、宗教、環境問題、医療などが、いかに女性の人生を翻弄し、その選択を変化させてきたかを描き出す。社会が突き付ける選択の裏にある女性たちの語られざる思いに迫り、現代の常識から女性を解き放つ一冊。
感想・レビュー・書評
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子どもがいない人生は、これまでも決してめずらしくなく、ますます一般的になりつつある。経済もケアもすべて核家族が担う現代、子どものコストは高い。少し前にはファミリーやコミュニティがケアしていた時代があった。
「母親になって後悔してる」と表紙イメージが似てると思っていたら、同じ訳者さんでした。各論点に対して、俯瞰的に説明されていて、納得感がありました。 -
子どもをもたない(主にアメリカの)女性の歴史を丹念にリサーチして書かれた本。
ノンマザーとして生きる上で何か新たな気付きがあるかもと期待して読みましたが、論文を読んでいるかのような文章の難しさと語られる過去の出来事の範囲の広さに宇宙猫になりました。
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