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- Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105324018
感想・レビュー・書評
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幾重にも層が積まれ、匠の技で焼きこまれた味わい深いバウムクーヒェン。香り高くみっしり。読み終えたくないので時間をかけて大事に読んだ2021年のベスト。
(発行年ではなく、自分が読んだ年の)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シール館のお茶にローリー・ポーリー・プディングが!
1856年ミス・ラモットはお茶にシードケーキを出すし。「少量の中国の茶」ってなんだろう?緑茶?烏龍茶?紅茶?
文學よりも出てくる食べ物に興味が向く私。
翻訳が出てすぐに読んだころと比べて1980年代の現代の部分が古臭く感じる。インターネットと携帯電話がないとこんなに違うものか! -
まさに虚構の祭典!枠の物語はラヴロマンス、ミステリー、逃走劇、捕物帳、歴史小説、冒険物のパロディであり、さらに枠内の話として二人の詩人による詩と童話、手紙、研究書などいろんなものが詰まっています。すごい小説があったもんだと感心せざるを得ない作品。おすすめ!
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