夜と灯りと (Shinchosha CREST BOOKS)

  • 新潮社
2.89
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本棚登録 : 139
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105900823

感想・レビュー・書評

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  • クレストブックスは割と外れないのだけれど、これはちょっと好みではなかった。
    この作家の他の作品に『東独版トレイン・スポッティング』と称賛された本があるらしいが、そういう雰囲気は当たっていると思う。

  • 壁崩壊後の旧東ドイツに住む「負け組み」な人々の生活を描いた短編集。原作15編から12編を選出。
    テーマがテーマなので、暗くて重くてしんどい。
    なぜ負け組みになってしまったのかの説明はなくとも、それが納得できてしまう人たちの生活が簡潔な言葉で削りだされている。
    ただ…、こういう観念的な話は苦手なんだよなあ。作者にピントを合わせるのが大変なので。
    この作品は苦手な現在形の文末で、それも読み難買った一因。
    いい作品集だとは思うけど、好みではなかった。

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