有名無名に関わりなく、常に自在な精神で選び俳句の魅力と醍醐味を存分に語る現代俳句入門。句作の術と鑑賞のこころを伝える現代秀句600選。
大正9年、山梨で俳人・飯田蛇笏の四男として生まれる。昭和22年、蛇笏の主宰誌「雲母」の編集に携わる。26年、山梨県立図書館に勤務。29年に退職し、「雲母」編集に専念。37年、蛇笏没後、主宰を継承、毎日新聞俳壇選者となる。51年、蛇笏賞選考委員。59年、日本芸術院会員に任命。平成4年、「雲母」終刊。19年、肺炎のため永眠。享年86。受賞歴に第六回現代俳句協会賞、第二十回読売文学賞、日本芸術院賞恩賜賞など受賞。 「2020年 『角川俳句コレクション 龍太俳句入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」