万延元年のアメリカ報告 (新潮選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106003882

作品紹介・あらすじ

万延元年正月、幕府遣米使節団は海を渡った。本書はおよそ三百余日に及ぶ使節団の旅の日々の精密な復元である。七十七名の使節団は、大身の旗本あり、蘭語通訳あり、地方の藩の秀才あり、水夫、料理人あり、当時の日本のさまざまな地方、階層の出身者によって構成されていた。その人々の残した日記、備忘録、回想記等の厖大な資料が整理され、再構築され、日々の感動と驚異が、巧な模型のように復元されている。

著者プロフィール

1943年生。富山県高岡市出身。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在 法政大学社会学部教授。著書に『幕末異人殺傷録』(角川書店、1996)『白い崖の国をたずねてー木戸孝允のみたイギリス』(集英社、1997)『日本史のなかのフランス語ー幕末明治の日仏文化交流』(白水社、1998)『海を渡った幕末の曲芸団ー高野広八の米欧漫遊記』(中央公論新社、1999)『プリンス昭武の欧州紀行ー慶応3年パリ万博使節』(山川出版社、2000)『日本とイギリス』(山川出版社、2000)『ポーと日本ーその受容の歴史』(彩流社、2000)ほか。

「2002年 『ポー 若き日の手紙 未発表書簡集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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