御庭番を勤めた川村修富(ながとみ)の手留帳。
御旗本の次男からの出発から分家を立て、御庭番の一員として勤め、そこから出世していく様子と
その生活(すまいのこと、こどもたちのこと、本家のこと)などがえがかれています。
川村修富の手留と著者の文章が並んでいるため、実感しやすく、くずし字をながめるにもいいかもしれません。
子孫には初代新潟奉行などを勤めた川村修就、旧事諮問録(下)に談話を残している川村帰元(修正)、徳川慶喜の肖像を描いた洋画家の)川村清雄。
縁戚には村垣範正、明楽茂村などがいます。
えどはくで過去に展示があったとか…見てみたかったです
>> http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/newtest/exhibition/project/2005/04/