東欧の解体中欧の再生 (新潮選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106005923

作品紹介・あらすじ

旧ソ連の圧政下で隠蔽されていた諸問題が、解放された瞬間、東欧圏に一挙に噴出した。圧政から解放されたとはいえ社会主義に飼い馴らされているから民主主義体制や市場経済への方途が見えない。そんな地域に早速入り込んできたアメリカ。巨大な金融資本と連動して、中欧を草刈場にした彼らのパワーを、本書は怒りをもって報告する。冷戦が終ったとはいえ予断を許さぬ状況にあるにも拘らず、中欧が生き延びられたのは何故か。その理由として本書が挙げるのは、この地から生れるエリート知識人の精神力である。

著者プロフィール

"作家、経済人類学者。オ一ストラリア外務省(豪日交流基金)アドバイザー、米日財団副理事長、フォ一ラム2000財団理事、関東学院大学助教授、政策研究大学院大学教授、チェコのカレル大学客員教授などを歴任。表現の自由と作家の相互理解を図る文筆家組織「国際ペン」の理事に選出される(2002-10年)。2010年9月に専務理事、2016年に副会長に就任。
著書として、『ペンは世界を変える』(長崎出版、2010年)、『「アメリカ抜き」で世界を考える』(新潮選書、2005年)、『世界マグロ摩擦!』(新潮文庫、2003年)、『サシミ文化が世界を動かす』(新潮選書、2001年)、『東欧の解体 中欧の再生』(新潮選書、2000年)など多数。"

「2018年 『「二刀流英語」のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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