新潮選書 江戸の閨房術

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106035470

作品紹介・あらすじ

江戸時代、いかに男女の交合を楽しむかという観点から、多くの色道指南書(奥義書)がまとめられた。『好色訓蒙図彙』『房内戯草』『閨中紀聞 枕文庫』など、今に残る諸冊子をひもとき、「玉門品定め」から前戯、交接方法、九体位、「新鉢を割る」方法、秘具・秘薬の実際まで、その過程ごとに挿絵を添えながら紹介し、世界に冠たる庶民文化の先進性を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 2005年刊行。著者は元都立高校校長。

     実は江戸時代において多数刊行されていたセックス指南書の解読を通じて、当時の男女関係とその基軸となるセックスのありようを解読する。

     現代のそれと比較しても全く遜色ない「豊穣」な内容には驚くばかりだが、このような指南書を数多生み出したのは、セックスを忌憚なく享受できる長期の平和と、その指南書を楽しんで読み解きうる大衆の識字力なのかな、との感。

     淫具も多数作られていることにはもっと驚く。

  • 江戸時代、いかに男女の交合を楽しむかという観点から、多くの色道指南書(奥義書)がまとめられた。『好色訓蒙図彙』『房内戯草』『閨中紀聞 枕文庫』など、今に残る諸冊子をひもとき、「玉門品定め」から前戯、交接方法、九体位、「新鉢を割る」方法、秘具・秘薬の実際まで、その過程ごとに挿絵を添えながら紹介し、世界に冠たる庶民文化の先進性を明らかにする。
    (2005年)

  • おまんこ、ちんこの格付け、江戸時代の淫具につての解説とかおもろい。もうテンガのようなものがあって、こんにゃくで作っているとか。
    ディルドも双頭のものが既に存在していて、江戸すげぇ!としか言いようがない。
    殿様の性教育などは、そのまま創作に生かせそうな気がする。

  • 2019/08/ジュンク堂

  • 1934年生まれ、江戸庶民文化研究者、元都立深沢高校校長、渡辺信一郎 著「江戸の閨房術(けいぼうじゅつ)」、2005.3発行。江戸時代、いかに男女が交合(こうごう)を楽しんだかという観点に立脚し、多くの文献をひもとき、挿絵を添えながら紹介したものです。挿絵は写真よりもむしろリアルな感じで迫っているかもしれませんw。著者はかなりの研究家とお見受けしましたw。

  • 1FI下2奥

  • 4/6

  • 081214

  • 女には三つの玉がある。

  • 【目的】

    【引用】

    【感じたこと】


    【学んだこと】

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著者プロフィール

京都府立大学名誉教授、中国古代史。京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。

「2023年 『さまざまな歴史世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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