- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106035937
作品紹介・あらすじ
アメリカンやカナディアン・ウイスキーの歴史は、建国の歴史でもある。18世紀、イギリスからの移民たちがライ麦を原料に蒸留酒を作ったのが新大陸での本格的なウイスキーづくりの始まりだった…。世界的ウイスキー・ジャーナリストが、今まで紹介されることのなかったアメリカとカナダのウイスキーを詳述。また、スコッチの最新事情やアイリッシュ、ジャパニーズの歴史と現状も詳説した、ウイスキー好きにとって待望の一冊。
感想・レビュー・書評
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バーに行くときに、カウンターでこの本を読みながら過ごしました。その時読んでいる章に出てくるウィスキーをオーダーしながら。カウンターの向こうにいるマスターと著者とは繋がりがあるようでして、そんなことも楽しみながらなんとか読了。
ですが、酔っ払いながらの読書ですのでほとんど頭には残らず。
我が家で埋もれてしまうよりは、今後のこの本のためにはこのBARにいたほうがよいと思いましてお店に寄贈して帰りました。
著者はウイスキーに関しては国内の第一人者であるようです。 -
Q&A方式で書かれており、5大ウィスキーについての情報が数多く記載された非常に満足できる一冊。
ただ、「ケッタンキーフライドチキンもケンタッキー生まれですか?」等の全く関係ない質問も散見される。こういう質問をわざわざ入れる趣旨は理解できない。 -
世界の五大ウィスキー(アイリッシュ、スコッチ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ)の歴史、文化をQ&A形式で詳述した本。かなりマニアックなうんちくが満載。
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今まで泥酔して我を忘れるということはなかったつもりですが、3度ほど気がついたらベッドの中ということがありました。
1度は北海道から2度目は香港から飛行機で、3度目は新幹線で仙台から、いずれもどこをどうして帰ってきたかはまったく覚えていなくて、気がついたら布団をかぶっていました。
バーテンダーも経験したことがあり、20代前半の時期は世界中のウイスキーを飲み漁ったものですが、今ではプッツリと縁を切ってしまいました。
スコッチはもちろん日本のあまたの銘柄を初めバーボンからカナディアン、そしてアイリッシュに至るまで、まさにこの本に登場するウイスキーのすべてを実際に飲んで来ました。
大概は事前調査とか予備知識を仕入れる性分なのに、どうしたことか、ことアルコールに関しては本など読まず、日本および世界中の酒場を直撃する現地主義を採りました。
いま考えると、その後のワインやブランディーや日本酒や焼酎・泡盛もそうですが、うんちくを傾けることなどに興味はなく、ただ如何にすればもっと美味しい対象に会えるかなどいった、単に強欲なだけです私。
この本には、ただ即物的にウイスキーそのものに詳しかった私ですが、その歴史的背景や製造に携わる側からのエピソードなどを、様々ご教授いただき、感謝する次第であります。
あっ、そうだ、5、6年は飲まずに放置しているバランタイン30年やシーバスリーガル18年などの運命や、果たして如何に!