「挫折しない整理」の極意 (新潮新書 67)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106100673

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    序説 整理はなぜ挫折する?/「整理の極意」・技術編(まずは前準備から/材料モノの時間軸整理/道具モノの空間的整理/愛着モノの愛着度整理/技術編まとめ)/「整理の極意」・心編(気持ちの整理/人を動かす広告テクニック/本当に必要なモノを選ぶコツ)

  • ちょっと古い本で必要だと思われるのは最後の方の、自分の、なりたい自分に合わせて捨てろって事。
    ツッコミがセルフで入っているので読みにくい形態ではある。
    カレン本の焼き直しっぽい。

  • これまでの整理術の本とは一線を画す本。
    ノウハウだけにとどまらず、最終的に、なぜ整理できないのかまで踏み込むことで、提案しているノウハウの合理性がよくわかる。整理法で、悩んでいる方に一読を勧める。
    最終章の心編は、広告の効用(悪弊?)について、目から鱗の内容だった。広告に踊らされないように、今一度自戒。
    <blockquote>人生を整理するとき、人はモノも整理します。</blockquote>モノを整理するとすっきりした感じがするのはこのためか?

    <blockquote><出す>・<使う>・<しまう>という一連のシーンを一サイクルとして整理の原点にします。</blockquote>この流れを作ることで整理を自然に行えるようにすることが本書の主眼。

    <blockquote>新しい整理法では、使うモノだけ整理します。</blockquote>使わないものは捨てるべきものなので、なるほど、納得

    <blockquote>使いたいかどうかという気持ちで、持ち物を見直す。</blockquote>自分の心に問いかけよう!

    <blockquote>使わないモノを処分するのは終わりのない作業</blockquote>だから、流れを作って自動的に捨てれるようにする!

    <blockquote>ゴミ箱の方へ近づくように整理します。</blockquote>そして、自動で捨てる。

    <blockquote>流れ路と、居場所と、優待席</blockquote>役立ちかたの違うものを混在させない。

    <blockquote>3つの整理法
    ・時間軸整理 便利になった。
    ・空間的整理 気持ちよくなった。
    ・愛着度整理 美しくなった。

    整理が楽になる2つの原則
    ・見えること
    ・動かしやすいこと
    </blockquote>これをマスターすれば、すっきり整理。そのほか、見せない収納でも、ワンアクション原則。収納は8分目に。

    <blockquote>使い切るのは材料モノだけ
    </blockquote>食材、情報材(雑誌、DM、ビデオ)、環境材(医薬品、トイレ、掃除用具)。ワインの瓶をとっておかない!

    <blockquote>過去に読み落とした情報よりも、新しい情報がもたらす未来の価値に期待します。</blockquote>情報も賞味期限内に使い切る。
    材料モノの時間軸整理は、時間順、賞味期限内、先入れ先出し。

    道具整理で自分探し
    ・道具モノがほしいのは、能力拡大を望んでいるということ。ただし、持ち時間と比べる。その道具を持って、能力拡大する時間ある?

    道具モノの空間的整理
    ・後入れ先出し。
    ・ばっさり入れる。
    ・手近にしまう。
    ・使用頻度順。よく使うものは、真っ先に出てくるようにする。


    ・読み終えた本を、読んだ本の棚に分類する。
    ・材料本棚、道具本棚、愛着本棚。
    ・どこにも入らないものは、捨てる。

  • 著者:松岡英輔
    所在:西閲覧室
    請求番号:597.5/Ma86

    年末年始に読みたい本として選書しました。
    整理に必要な概念を人間の行動や心理的な側面から解説しています。

    選書担当:N.K

  • 【モノと、マズローの「欲求ピラミッド」】
    ラストの心の章が秀逸。
    片づかないは、技術の問題。
    捨てられないは、心の問題。
    この表記に唸りました。
    心の問題において、自分はどのステージにいるのかを判断できる指標をくださっている本書。
    ごちゃごちゃになりがちなお片づけ課題ですが、ひとつずつ対処すれば、必ず解決します!

  • すべてのモノはゴミになる、なるほど確かにその通りだ。自分の考えを裏付けていくように、ふむふむという感じで読んだ。
    やたらと鍵括弧(ツッコミ?)が多いのは癖なのか、わざとなのかわからないけど、個人的にはものすごく読みにくかった。
    広告テクニックの解説が異様に真に迫ってるなあと思ったら、それを生業としていた方なのか。納得。

  • 自分には読みやすい片づけ本。

  • 全ての物はゴミに向かっていくという考え方は今までしたことがなく、新鮮な気持ちと、少し淋しいような複雑な感想を抱いた。
    ゴミへ向かうときのモノの動き方で、モノの特徴と整理の仕方とステップを考えるという方法も読んでいて参考になった。

  • 材料とするもの、消費するもの
    道具となるもの
    愛蔵とするもの
    以上の三つに分ける

    棚には八分しまうことをルールとする

    自分の欲求に従い、そこから生まれる欲望に従うこと

    ものは、自らを幸せに、実現するためにある

  • 下手な小細工でなく、技術・心情とベース的なところを実に分かり易く整理について説明してくれた本。上っ面なテクニックを自慢げにする本がゴロゴロと転がるなかでキラリと光った本でした。オススメ。

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