堂々たる政治 (新潮新書 257)

著者 :
  • 新潮社
3.44
  • (6)
  • (19)
  • (33)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 166
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102578

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • リーダーとは何かについて考えさせられた

  • 政治家与謝野馨について知りたくて読書。

    政治の話よりも、著者の歴史ともいえる部分を興味深く読ませてもらった。

    国民にとって耳の痛いことをしっかりと言える政治家は大切だと思う。増税しかり、脱原発しかり、米軍基地移転問題しかり。

    しかし、消費税を増税すれば消費マインドが落ちるのは小学生でも分かる基本的な市場原理だと思う。日本人が将来へ希望を失いかけてているの巨大な日本の財政問題よりも我が身の問題だと思う。長引くデフレで日本の将来=個人の将来への希望が感じることが難しくなっているのではないかと考える。

    第六章の国家は割り勘である論はまっとうな考え方。

    読書時間:約55分

    本書は日本領事館大連出張所でお借りました。

  • [ 内容 ]
    この国の土台が揺らいでいる。小泉政権の構造改革を継承し、突如瓦解した安倍政権、停滞し、綻び始めた国家の運営…いま、政治家に不可欠な判断の要諦とは何か、言葉と行動の重さとはいかなるものか。
    奇をてらわず、耳障りなことでも堂々と語る。
    文人の家系に生まれ、会社員から政治家に転身、度重なる落選やガンとの闘いまで、生涯を省察しながら、国の将来に深い想いをこめた初めての著書。

    [ 目次 ]
    第1章 三〇日間だけの官房長官
    第2章 奇道の政治、小泉元首相の遺産
    第3章 国家観なき市場原理主義の危険
    第4章 落選三回、当選九回
    第5章 政治家の王道
    第6章 国家は割り勘である
    第7章 霞が関埋蔵金伝説と「上げ潮」路線
    終章 温かさと改革は両立する

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 与謝野氏の政治観を知るために購入。

  • 与謝野馨の政治家人生と、政治家としての意見が書いてある1冊。

  • 平成22年5月19日読了。

  • 平易な言葉で書いてあり、よくわかる。考え方もプラグマティックで好ましい。量子力学に興味あり、というのは眉唾のような気がするが。

  • 与謝野おじさんの回顧録。

全20件中 11 - 20件を表示

与謝野馨の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×