山と食欲と私 9 (BUNCH COMICS)

  • 新潮社
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本棚登録 : 309
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107721525

感想・レビュー・書評

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  • 9巻です。
    どのメニューもいつも美味しそうだけど、今回は車麩がとても気になりました。
    これは家で作ってみたい。

  • ついに、この登山×食事な青年漫画も一つ目の大台手前
    しかし、他の良い作品と同じく、嬉しくはあっても、驚くべき事ではない
    信濃川先生は、元より、もっと上を見ているはず。(10)は、まだまだ山頂ではなく、五合目くらいだろうか
    この(9)も、これまでの巻と同じく、山に登りたくなり、なおかつ、作中で登場人物らが舌鼓を打っている料理を試作してみたくなった
    だが、それ以上に、テンションを上げてくれたのが、表紙
    登山が主軸の漫画であるのなら、いつかは、と期待していたんだが、ついに(9)の表紙を飾ってくれた
    日本が誇り、山梨と自慢とし、静岡のシンボルでもある富士山!!
    嬉しく、なおかつ、信濃川先生に感謝したい気持ちでイッパイだ
    恥ずかしながら、私はしぞ~か人でありながら、未だに、富士山に登った事がない
    三十代の間に、一回は行きたいと思っている。さすがに、単独で登る事は不可能だと思うので、ツアーに参加するのが最も安全だろう
    日本一の山に、鮎美さんが登るのは、これが二回目
    リベンジでもあり、チャレンジでもあり、そして、贖罪の登山である
    一体、鮎美さんが、富士山に、何を謝ったのか、は(9)を読んで確認してもらいたい
    この失敗と罪悪感があったからこそ、鮎美さんは山登りに憑りつかれてしまったのだな、と納得した
    しっかりと謝った鮎美さんを、きっと、富士山は許してくれたはずだ
    恐らく、「また、おいで」と言ってくれたんじゃないだろうか
    これを機に、鮎美さんが、更に成長するのかと思うと、わくわくする
    もう、そろそろ、恋愛要素も入れても良い頃だ、と思うんだが、どうであろうか
    しかし、鮎美さんは、本人は普通と思っているんだろうが、結構、クセの強い女性だからなぁ、よほど度量のでかい男でないと、彼女の個性は受け止めきれんかもしれない
    どの食事も美味しそうだが、個人的に、もっとも惹かれたのは、富士山カレー
    正直なとこ、「富士山?」と首も傾げたくなるのだが、こうやって、富士山の良さを様々なアプローチで多方向に発信するのは素晴らしい、と思う
    何より、カレーは最強だ
    この台詞を引用に選んだのは、良いリアクションだ、と思ったので
    『ワカコ酒』の「ぷしゅ~」に匹敵する、と言っても過言じゃない
    美味しいものを食べれば、良い笑顔になる、これが幸福
    「ンふぅ~、花・満・足♡」(by日々野鮎美)

著者プロフィール

日本の漫画家。新潟県出身、現在は北海道札幌市在住。男性。代表作は『山と食欲と私』。

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