プリニウス11 (バンチコミックス45プレミアム)

  • 新潮社
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本棚登録 : 146
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107724076

作品紹介・あらすじ

若き日のプリニウスを描く、新章がスタート! 北イタリアの街・コムムで生まれ育ったプリニウス。アルプスの麓にあるその街は、森と湖に囲まれた自然豊かな景勝地。そこでプリニウスは動物や昆虫、植物と触れ合い、世界を観察する悦びに目覚める。親友との哀しい別れを経験したプリニウスは、帝都ローマへ。書物に没頭し、学問に明け暮れる青年期を過ごす。さらに心惹かれる女性も登場するが……。「博物学者プリニウス」の原点に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 少年期から青年期のプリニウスを描く。一部フィクションですが、いなか育ちのよさが際立ってましたね。現代の田舎と都会の様子ををローマ時代に置き換えたような話数でした

  • 少年〜青年期のプリニウス。

    動植物や自然にふれあってプリニウスが出来上がる過程がよくわかる。
    せっかくのリウィアとの恋愛も、研究してたらあっという間時間がすぎて何度もすっぽかし。
    「どうせ私の事なんか普段忘れて暮らしてるんでしょ」
    「わたしより半人半馬の方がいいって事よね」
    などと言われてる!

    少年達の顔より、熊やフクロウ、オオカミの絵の方が力入ってるところが、マリさん好き♡
    マリさんもプリニウスの気がありそう。たっぷり。

  • プリニウスの幼少期〜青年期のお話
    幼少期の自然との触れ合いや唯一の友人との別れ、そして青年期の淡い恋...全部良かった...プリニウスも勉強バカなだけじゃなくて情があるんやな...

  • プリニウス少年編からスタート。
    ちびちび…かわいい(*^o^*)
    知識欲がすべてに勝った結果の
    淡い初恋編もなかなか。

    そういった経験が
    のちのち生かされていくのでしょう。
    さて、時間軸が進んだ次は
    どんな展開がまっているのかな。

  • 初版2021年7月15日

  • 幼少期から青年期のプリニウス。
    今までとは打って変わって若い時代の話が良い

  • 知性の探求


    「行かねばならぬ場所はまだまだある。
     世界は記録せねばならぬことで溢れている。

  • 女性を愛するよりも、気になることがある!?
    リウィアには、分かってやって欲しかったなぁ。

  • そろそろクライマックスが近い、と思ったら寄り道だった。次号に期待。

  • え? 誰この子? タニティアかと思ったけど、少年だしね。もしかして、あの奴隷女の子供を養子にしたとか? と思ったけど、全然違った。まさかのプリニウスの少年時代とは。ヒストリエっぽく、はじまるのかと思ったけど、まるまる1巻おまけとは贅沢な作りだこと。最終局面とのことだけれど、あと何巻くらい続くのかな?

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著者プロフィール

訳:ヤマザキマリ
1967年東京生まれ。北海道育ち。漫画家・文筆家・画家。17歳でイタリアに渡り、フィレンツェ国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を学ぶ。1997年、漫画家としてデビュー。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機に、シリア、ポルトガル、アメリカなどで暮らし、現在はイタリアと日本を往復する。2010年、古代ローマを舞台にした漫画「テルマエ・ロマエ」で手塚治虫文化賞短編賞、マンガ大賞受賞。2017年、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章綬章。著書に「ステーブ・ジョブズ」「プリニウス」「オリンピア・キュクロス」、「望遠ニッポン見聞録」「国境のない生き方」「ヴィオラ母さん」「ムスコ物語」「歩きながら考える」など多数。

「2023年 『だれのせい?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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