ミムムとシララ 〜ドラゴンのちんちんを見に行こう〜 1 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 46
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107724311

作品紹介・あらすじ

魔法学校の優等生・ミムムとシララ。ふたりは変身の授業でより好成績を獲得するため、 変身対象の「すみずみまで」再現したいと考える。 ドラゴン、ユニコーン、インキュバス、クラーケン、悪魔、スライム……。この世界には未知なるちんちんで溢れている。少女ふたりによる、異世界生物の生態調査。

感想・レビュー・書評

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  • よい漫画。この作風で原作と作画が分かれているのは珍しく思えるのだけど、かなり絶妙なハマり方をしている。

  • この一冊にあの単語が何度出てくるか、
    読んでいるうちに気になって仕方なくなるような
    ある意味こだわりの一冊に出会えた気がします。
    幻獣の、更に語られる(描かれる)ことの少ない部分について
    真っ向から挑む作品に賛辞をおくるしかないと思います。
    しかし結局ボカシっていうかキラキラ光が射すような
    表現なのね…ご想像にお任せ下さいみたいな。
    じわじわ笑える展開も好き。

  • 大爆笑

  • チンパクトが凄い漫画を読んでしまったなァ・・・
    珍妙な事をいきなり言い出したぞ、コイツ、と思った方もいる・・・だろうか? 私が妙な事を言うのは、しょっちゅうだから、またか、と思う方の方が多いかも。まぁ、その辺りはさておき、面白い漫画を読めたのは嬉しい。
    この『ミムムとシララ ドラゴンのちんちんを見に行こう』は、タイトルから、いきなり攻めている。審査のようなものがあるのか、それは判らんけど、このタイトルが書店の棚に置けるってのは、この日本が漫画大国である証明になるんじゃないかな、と変に感心したり。
    中身は更に攻めていた。一応、言っておくと、下品ではない。むしろ、高尚な内容だ、と私は声に力を入れて言いたい。
    ちんちんは大事なものだ、男にとっても、女性にとっても。決して、蔑ろにすべきじゃない。
    まぁ、子供にイタズラしたり、抗う力のない相手をレイプするような男のチンチンはぶった切って、そいつに喰わせればいい、とマヂで思うけど。性別関係なく尊ぶべきものを悪用するような奴には、それでも刑が軽いくらいだ。
    最初は、シンプルに面白い、と感じたが、読み進めていると、幻想生物の男性器に焦点を当てる、そんな斬新さが輝く発想に対し、畏怖の念すら抱いてしまったほどだ。正直に言えば、ジェラっている、私は。
    メインは処女の美少女2人だが、百合っぽさはなく、ただただ、純粋な好奇心とバケモノじみた知識欲で繋がり合っている親友って間柄なので、女の子同士の恋愛が読みたい人、逆に読みたくない人にはお勧めできないかもしれん。
    なら、どんな人に勧められるか、と聞かれたら、ファンタジーが好きな人、もしくは、ちんちんに物凄く興味がある人だろうけど、これは相手に精神の正常性を疑われる案件なのでは・・・・・・
    個人的に、印象的だったのは、やはり、第1話「ドラゴンのちんちんを見に行こう」だ。第1話で、読み手の度肝を抜きに来る、このアグレッシブさは見習いたい。下手すりゃ、ここで打ち切られていたリスクもあっただろうに。

    この台詞を引用に選んだのは、なるほどなぁ、と納得できたので。
    これほどまでの探求心を持ち、一切の妥協をしない人間だけが、己が傷付く事も厭わず、正しい勇気を持って、真理に掴みかかれるんでしょうねェ。
    大金も名声も要らない、ただ、自分が満足したいってだけで行動できる人は、世間一般的な常識からすれば、厄介な存在だろうけど、そう思われるのも気にしないメンタルの強靭さは、ただただ、羨ましい。
    「ミムム、もし、貴方が男性の下着姿を見てしまった時に、ドキドキすると思う?」
    「そ、そりゃ、するでしょう」
    「それは、男性の下着というもの自体にドキドキしているわけじゃなく、男性の体に装着されている下着だから、ドキドキするんだと思うの」
    「つまり?」
    「触手のちんちんは見れた。でも、触手の全身を見なきゃ、ドキドキ出来ないってことよ」(byシララ、ミムム)

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著者プロフィール

漫画家。福島県出身、O型。代表作は『折れた竜骨』(原作:米澤穂信/東京創元社刊、
コミックスはKADOKAWAから発売。全5巻)など。好きなものはトマトで、最近ハマッているものは怪談。数年前から、執筆のかたわら毎日怪談の朗読動画を視聴している。お気に入りの作品は『雨月物語』。

「2020年 『アルマディアノス英雄伝2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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