中村天風活きて生きた男

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120028984

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  • 以前読んだ「私をリーダーに導いた250冊の本」は有名企業の社長達50名が幼少時代、学生時代、社会人時代、海外勤務時代、管理職時代に読んで感銘を受けた本を紹介してた内容でとても気に入った本だったのだが、社長達が推薦してた本に中村天風関係が4分の1くらいの割合でいたような感じだったので、中村天風という人物についての本著を図書館で借りてきた。まず福岡県にいたという事や右翼のカリスマである頭山満との師弟関係、軍事スパイの経験やら破天荒な生き様から肺結核に罹った事でインドに行く運命。そこから心身統一法を習得し世間の人々に広めていく人生。上流階級の人脈は驚くほど広かった。最後は柳川藩の血筋検証の話になる内容。頭山満は博多弁を話していたんだとか、身近に思えるローカルな話題が豊富で人物像の話は面白い。中村天風の哲学的な教えなどは書かれていない、生き様の履歴本である。

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