文明の裁きをこえて: 対日戦犯裁判読解の試み (中公叢書)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120030970

作品紹介・あらすじ

東京裁判冒頭陳述から半世紀余-異文化対決がもたらした「西洋」「近代」への大きな問いと人間の新たな可能性。丸山真男の錯誤、竹山道雄とレーリング判事の心の交流、"戦犯の慈父"今村均の虜囚生活…。

感想・レビュー・書評

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  • 各章、特定の人物に焦点を当てて書いている。丸山眞男、レーリング、東郷茂徳、今村均など。資料を丹念に読んで書いておりとても良心的な本と感じた。

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著者プロフィール

牛村圭

1959年金沢市生まれ。東京大学文学部(仏語仏文学)卒業。同大学大学院(比較文学比較文化)、1991年、シカゴ大学大学院(歴史学)各博士課程修了。博士(学術)。カナダ・アルバータ大学客員助教授、明星大学助教授などを経て、2007年より国際日本文化研究センター教授。著書に『「文明の裁き」をこえて』(中公叢書、山本七平賞)、『「勝者の裁き」に向きあって――東京裁判をよみなおす』(ちくま新書)、『東京裁判を正しく読む』(共著、文春新書)、『文明と身体』(編著、臨川書店)などがある。

「2021年 『ストックホルムの旭日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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