評伝・中島敦: 家学からの視点

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120033179

作品紹介・あらすじ

「山月記」「弟子」「李陵」など、中国古典への深い造詣と、とぎすまされた自意識を表現した作品を描き、いまなお読者の多い中島敦。三十三歳で夭折した作家が、どのような経緯で漢籍にふれ、それを創造の糧にしたのか。学者であった祖父、叔父、そして父母の系譜をたどりながら、作家誕生の過程を追う、漢学者による画期的評伝。

著者プロフィール

1929年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院修了。文学部教授を経て、早稲田大学名誉教授。中国古典学(とくに詩経学)、江戸明治漢学専攻。現在、日本詩経学会会長、日本中国学会顧問。『中国の知嚢』上・下(中公文庫)、『論語のことば』(明徳出版社)、『詩経の鑑賞』『書を学ぶ人のための漢詩漢文入門』(二玄社)、『藩校-人を育てる伝統と風土』(明治書院)、『漢学者はいかに生きたか』(大修館書店)など著書多数。

「2019年 『楊貴妃 大唐帝国の栄華と滅亡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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