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- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120043628
感想・レビュー・書評
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ドコモの名前の生みの親はこんなことを考えてつけてるのかというのが読めるのが面白い。
あちこちの言語を引っ張り出してきたり、名付けってやっぱり大事なことだよなって思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012年3月刊。
社名や製品名などの名前を造り出す、いわゆる「ネーミング」の開発物語。
著者は、この30年間で、「DoCoMo(ドコモ)」、「りそな銀行」、「TableMark(テーブルマーク)」(旧 加ト吉)、「au」、「新s(あらたにす)」、「BIGLOBE」などの数々の名前を世に生み出してきた方です。
それらの名前は、どのようにして生み出されたのか?
また、それらの名前には、どのような意味が込められているのか?
筆者の頭の中の思考過程を映し出すような形で、ドラマチックに描かれています。
名前というのは、非常に論理的な意味づけの過程を経て生まれるものなんですね。
これほどまでに、複数の意味を込めて作り出されるものだとは知りませんでした。
名前の製作過程を知ると、最終的にその名前になったという必然性を感じることができます。
ドコモと au が同じ人が作った名前だったとは、ちょっと驚きでした。