展覧会いまだ準備中

著者 :
  • 中央公論新社
3.24
  • (11)
  • (43)
  • (90)
  • (19)
  • (3)
本棚登録 : 351
感想 : 82
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044366

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 美術館で学芸員をしている今田弾吉の日常を描いた小説。
    なんとなく生きていたのであろう弾吉が開きたい展示と出会い、根回しをしているところでふわっと終わってしまった。お侍さんの正体は簡単に予想がつくが大きな山場となることもなく重要そうなのに蛇足感がありちょっと微妙。
    元カノや羊のアドバルーンを飛ばす会社の描写が詳細だと思ったら他作品とのリンクのよう。すくなくともこの作者さんの一冊目で読むには失敗だったかな。

著者プロフィール

山本幸久
一九六六年、東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、二〇〇三年『笑う招き猫』で第十六回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。ユーモア溢れる筆致と、魅力的な登場人物が読者の共感を呼び、幅広い世代から支持されている。主な著作に『ある日、アヒルバス』『店長がいっぱい』『大江戸あにまる』『花屋さんが言うことには』『人形姫』などがある。

「2023年 『あたしとママのファイトな日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本幸久の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×