大村智物語: ノ-ベル賞への歩み

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048081

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 289/O 69

  • 大村さんの人間性、考え方、どれをとっても素晴らしい。とるべくしてノーベル賞をとったのだと思う。そして、自分の功績を社会に還元しようよする自然体な姿勢がすごい。日本に大村さんのような研究者がいたことを全く知らなかったので、ノーベル賞を機会に知れて良かった。

  • 偉大な科学者であり、優れた経営者であり、こよなく芸術を愛する人。これら3つの顔を持ち続けていける根源には2つの強い意思が存在する。一つは人まねだけで終わることを許さない「勝つため」の強い意思。もう一つは、人の役に立ちたいという「至誠」を貫く強い意思。己の研鑽をもって人をも導く。まさに心を鷲掴みされた思いがした。

  • 新聞記事などで紹介されている略歴やエピソードを見て魅力的な人だなと思っていました。
    この本を読み、その気持ちがより深くなりました。
    “科学を経営する”というフレーズが新鮮でした。

  • 三葛館一般 289.1||BA

    今年(2015年)、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智博士。開発された「イベルメクチン」は熱帯地方の感染症の特効薬として多くの人々の命を救っています。
    博士は大学卒業後に定時制高校の教師となり、そこでもう一度勉強をし直そうと決意。
    教師の仕事をしながら、大学院に進学して勉強し、研究者の道へと進みました。この行動力や何事にも粘り強く取り組む姿勢からは、希望を捨てずに努力し続ける大切さを教われる気がします。博士の生い立ちからノーベル賞受賞まで、その人生の軌跡を読んでみて下さい。
                                  (ゆず)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=83258

  • 大村博士自身による書下し「若き日の君たちに伝える」を特別収録しました。夜間高校教師から始まる波瀾万丈の研究者人生を活写。中学・高校生から大人まで幅広く親しめる普及版です。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2022年 『沖縄返還と密使・密約外交』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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