胃がんでいのちを落とさないために

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048098

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  • わが国ではピロリ菌感染によって生じる胃がんが全体の98%を占めている。胃がんはピロリ菌による感染症といってよい。したがって、胃がんで命を落とさないためには、ピロリ感染胃炎の専門医療機関を受診することが第一となる。日本は胃がんの診療においては世界一の実績を誇っており、とりわけ内視鏡診断と治療に関する技術では他国の追随を許していない。ピロリ菌の除菌と内視鏡観察を組み合わせれば、この世から胃がんを撲滅することも夢ではない。死因の第一位であった胃がんの撲滅を日本で実現し、全世界に情報発信ができれば、歴史上このうえない世界貢献となる。胃がんで命を落とすなど愚の骨頂。しかと心得たい。

  • 10年で50万人を救う――わが国ではもはや胃がんでいのちを落とすのはもったいない時代に入った。世界に例を見ない、保険適用による胃がん撲滅プロジェクトにあなたもご参加を!

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著者プロフィール

浅香正博

北海道医療大学学長。1948年北海道生まれ。北海道大学医学部卒業。専門は消化器病学、臨床腫瘍学。医学博士。北海道大学病院病院長、北海道大学大学院がん予防内科学講座特任教授などを経て、2016年現職。日本がん予防学会理事。著書に『胃の病気とピロリ菌』(中公新書)、『がんはどこまで防げるのか』(創英社/三省堂書店)ほか。

「2019年 『胃がんでいのちを落とさないために【改訂版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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