ぬまっちのクラスが「世界一」の理由

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 126
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048302

作品紹介・あらすじ

目標は、たった二つ。世界一楽しいクラスにすること。何でも自分でできる人になってもらうこと。-人気テレビ番組で話題になった「ダンシング掃除」、やる気スイッチをONにする「内閣制度」など、ユニークな指導の数々で、脚光を浴びる小学校教師「ぬまっち」。アクティブ・ラーニングを先駆けたノウハウと、根底にある哲学を明かします。

感想・レビュー・書評

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  • やる気ってどこから来るのか?
    自分から出るやる気
    しかしながら
    自分ではなかなかコントロールできないやる気
    しかし
    自分でしかコントロールできないやる気
    周りは、そのやる気に
    どんな働きかけができるのか?
    何もできないのか?
    正解はないけど
    この時にあった、答えはここにあったようです
    実体験と実例と何より写真の力を感じます
    自己紹介前の写真と
    一年度の終わりの写真の違いに驚きました
    もちろん、これが全てではないのでしょうが、
    ここに描かれた写真はここにありました

  • とにかくやる気を出させることが大事という話。
    やる気スイッチを押すのは子ども自信。
    予定調和はつまらない。「いい質問です」は禁句。
    教室も常に社会に繋がっているように。(教師自身が常にアンテナを張っておく。教育という人口の1%の人間しかやっていないことをマジョリティだと思わないように)
    そもそもを考える。そもそもなぜ文章を書くのか?
    ゲーム感覚、ご褒美、これらも使ってやる気を引き出す

    、、、などなど教育の技術面ではなく、メンタル面を書いている本。

  • 目からうろこの学級運営で、何度も読みたいです。クラスで得た賞金使い、全員でヒルトンで食事等面白いし、その理由も考えさせられました。

  • ・ホームは安心できる場所。言葉遣いを気にするよりも、リラックスしながら自分の力をのびのびと発揮することが大事。一方アウェイではスイッチを切り替えて、言葉遣いも考えて、挨拶もきちんとできるように教える。おもしろいことに、ホームでリラックスできている子の方が、外へ出たときには礼儀正しいし、挨拶もちゃんとできる。外と内の意識の切り替えが大切。スイッチを上手にオンオフできるようになることが目標。

    ・子どもは別人格。「まあこんなもんかな」と親も少し肩の力を抜いて、あまり期待しすぎない。その方がちょっと何かできたときに「よくやったね」と褒めることができる。そう思うことで、親が考えもしなかった才能を発見できるかもしれない。

    ・子ども子どもっていうけど、単に「体が小さい人」なんじゃないか。年齢や国籍、肩書き、性別といったことに対する「こだわり」を捨てること。目の前にいる相手にきちんと向かい合えばいい。一人の人間とどう付き合えばいいか、シンプルに考えることの大切さを知った。

  • 374.1

  • 子どもたちの「やる気スイッチ」がONになる! 人気テレビ番組で取りあげられて話題になった「ダンシング掃除」や、好奇心をくすぐる「内閣制度」など、斬新でユニークな指導法を打ち出し続け、いま最も脚光を浴びている小学校教師「ぬまっち」。アクティブ・ラーニングを先駆けた教育実践のノウハウと、その根底にある考え方を明かす。

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著者プロフィール

国立大学法人東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。1975年、東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカ・インディアナ州立ボールステイト大学大学院でスポーツ経営学の修士を修了後、同大学職員などを経て、2006年から現職。教育関係のイベント企画を多数実施するほか、企業向けに信頼関係構築などの講演も精力的に行っている。著書に『ぬまっちのクラスが「世界一」の理由』(中央公論新社)、『世界標準のアクティブ・ラーニングでわかった ぬまっち流 自分で伸びる小学生の育て方』(KADOKAWA)などがある。

「2023年 『小学校が100倍楽しくなる 小学生のおやくそく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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