大英帝国の歴史 下 - 絶頂から凋落へ (単行本)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120050886

作品紹介・あらすじ

貿易と投資、海軍力によって繁栄を迎えるが、植民地統治の破綻、自由主義の高揚、二度の世界大戦を経て国力は疲弊する。大帝国が世界史において果たした役割を総括する

感想・レビュー・書評

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  • イギリス帝国化の歴史書下巻です。
    世界大戦による疲弊、大英帝国の黄昏が綴られています。
    大英帝国が衰退する中、ドイツ帝国と日本帝国が台頭することになります。
    第二次世界大戦は植民地の紛争ではなく、帝国同士による本気の殴り合いでした。
    イギリス側から見たドイツ帝国と日本帝国の姿があまりにも邪悪ですが、それもまた真実かもしれません。
    この戦争によって世界の“帝国”は対消滅することになりますが、大英帝国の事実上の後継者であるアメリカの立ち居振る舞いは帝国そのものです。
    良くも悪くも帝国は今後も存在し、帝国民の彼ら…もしくは我々が世界を良い方向へ引率することを期待します。

  • 東2法経図・6F開架 233.05A/D15d/2/K

  • 貿易と投資、海軍力により繁栄を迎えるが植民地統治破綻、自由主義高揚、二度の世界大戦で国力は疲弊。大帝国が果した役割を総括

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著者プロフィール

ニーアル・ファーガソン
世界でもっとも著名な歴史家の1人。『憎悪の世紀』、『マネーの進化史』、『文明』、『劣化国家』、『大英帝国の歴史』、『キッシンジャー』、『スクエア・アンド・タワー』など、16点の著書がある。スタンフォード大学フーヴァー研究所のミルバンク・ファミリー・シニア・フェローであり、グリーンマントル社のマネージング・ディレクター。「ブルームバーグ・オピニオン」にも定期的にコラムを寄稿している。国際エミー賞のベスト・ドキュメンタリー部門(2009年)や、ベンジャミン・フランクリン賞の公共サービス部門(2010年)、外交問題評議会が主催するアーサー・ロス書籍賞(2016年)など、多数の受賞歴がある。

「2022年 『大惨事(カタストロフィ)の人類史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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