酒場詩人の美学 (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
3.31
  • (1)
  • (5)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120053283

作品紹介・あらすじ

独特のダンディズムの由来は何か。BS‐TBS「吉田類の酒場放浪記」で人気の著者が綴る、大人の味のエッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 「吉田類」と聞くと、「ああ、あの酒場放浪紀
    でいつも酔っ払っている人ね」という金賞が強
    いと思います。

    そんな人が書く本は、やっぱり酒場にまつわる
    飲み日記かと思いましたが、全然違いました。

    イラストレーターとしての肩書き以外にも、エ
    ッセイストでもある通り、文章もうまいのです。
    さらに味わい深い。

    漂泊の先達である松尾芭蕉、種田山頭火、若山
    牧水らを師と仰ぐ吉田氏の、その生き様を知る
    ことができる一冊です。

  • 酒場放浪記しか知らない類さん。いろいろな面を今回知りました。でもこんなに飲んで大丈夫❓

  • 酒場放浪記の吉田類の酒にまつわるエッセイ。全国各地の酒場をめぐる類さんが羨ましい。

  • 酒場放浪記で有名な著者。
    てっきり居酒屋紹介もしくは粋な居酒屋の嗜み方を期待していたが、そうではなくて徒然なる日常のエッセイを書く。
    失礼ながら居酒屋好きなただのおじさんと思っていたが、俳人でもあることを知った。あとがきを読むと、4歳での実父との別れに始まり人生の紆余曲折を経て今にいたっている。
    当たり前だが、人生山あり谷ありでそれが今につながっていることを久しぶりに認識させられた。

  • 独特のダンディズムの由来は何か。BS−TBS「吉田類の酒場放浪記」で人気の著者が綴った、大人の味の極上エッセイ。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

吉田 類(よしだ・るい)
1949年、高知県生まれ。 画家として主にパリを拠点に活動後、イラストレーターに転身。
90年代からは酒場探訪や旅に関する執筆を始め、BS放送『吉田類の酒場放浪記』で多くのファンを得る。著書に『酒場詩人の美学』など。

「2021年 『つげ忠男コレクション 吉田類と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉田類の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×