おじさんはどう生きるか (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
3.25
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本棚登録 : 246
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120054136

作品紹介・あらすじ

馬の合わない老母との距離感、ユーミンとの長い夫婦生活での悲喜こもごもなど、“気の弱いおじさん”が味わった失敗の数々から、日常をクスリと笑って過ごすヒントを届けるエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 豊富な人生経験をもつ松任谷さんが世の“おじさん”たちに深い教えを……という本ではまったくない。読売新聞夕刊に連載されたエッセイ(故にほとんどが既読だった)をまとめたもので、掲載順ではなくテーマ毎に分けられている。抱腹絶倒というわけではないが、思わずニヤリとさせられる話が多い。奥様(ユーミン)のネタもおもしろかった。「はじめに」で年齢に触れているが、若いよなあ……。

  • 普通のおじさんがどう生きればいいかという指南書かと思ったら、「それってあなたの感想ですよね」だった。題名を「僕はこう生きる」に変えたほうがいい。
    松任谷正隆氏はとくに好きでも嫌いでもないけど、めんどくさい人なんだなあ。ダンナとしては無理。ユーミンえらい。

  • うちの職場の人と話しているような親近感のわく、ごくごく日常の小さなシーンがネタになっている。

    そしてカミさんとか、うちのとか、家人とか、由実さんという呼び名でちょこちょこユーミンが登場するのが嬉しい(о´∀`о)

  • 松任谷正隆さん、ユーミンの夫、、として認知されていることが多いですよね。ただ、クルマ好きとして界隈では有名。JAFの月刊誌(今は季刊誌になっちゃったけど)のエッセイおもしろいなあ、と。で、図書館で探したのがこの本。自分をおじさん、、とてらいもなく言えて(もちろん年齢的にはおじさん〜おじいさん)、偉ぶることもなく、偉ぶりたい気持ちみたいなのも見え隠れしつつ。あるある、という共感や自分にないことも含めておもしろく読みました。

  • 松任谷さんは上品なおじさんのイメージがあったが、下ネタもけっこうあって身近に感じる事ができた。自分のめんどくささを自覚しながらもアップデートしようとするその気持ち。自分も持たなければ。

  • いまいち

  • JAFメイトのコラムが好きで読みました。
    何も考えずに読めて、クスッとできる。

  • JAFの会員誌のエッセイがきっかけ

    松任谷正隆氏のエッセイ集。
    読売新聞夕刊の連載に加筆されたもの。

    松任谷正隆さんは育ちのいい穏やかな方なんだな〜と確信する。
    2019年から2020年頃のエッセイなので、コロナ前のいい時代からコロナ禍に世の中と松任谷家がどう変わったのかも興味深い。

  • ゆーみんの大ファンなので、読みました。
    ゆーみんの日常を知れて嬉しい。
    それに、成功した方の日常を垣間見れたことが良かったです。
    可愛らしいおじさんですね。

  • 著者のイメージが変わりました。
    テレビのインタビューなどでは、あまり愛想がなくて、失礼ながら少し偉そうな感じだなと思ってました。
    でもこの本を読んで、それは彼がシャイで繊細な性格故なのだと知りました。
    色々考え過ぎてて、拘り過ぎてて可哀想になるくらい。
    生きづらそう、でもだからこそあの作品たちが生まれるのですね。
    生ごみ恐怖症で触れない、ゴミに出すまで冷蔵庫に入れておいてギリギリ出す、なんて常人にはできませんね

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著者プロフィール

松任谷正隆

1951年、東京生まれ。4歳からクラシックピアノを習い、学生時代にバンド活動を始め、細野晴臣、林立夫などと伝説的グループ、キャラメル・ママを結成。その後アレンジャー、プロデューサーとして、妻である松任谷由実を筆頭に、松田聖子、ゆず、いきものがかりなど、多くのアーティストの作品に携わる。1986年には主宰する音楽学校「MICA MUSIC LABORATORY」を開校。モータージャーナリストとしても活動しており、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、AJAJ会員でもある。

「2021年 『おじさんはどう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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