鉄炮伝来: 兵器が語る近世の誕生 (中公新書 962)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121009623

作品紹介・あらすじ

日本に鉄炮を伝えたのは、ポルトガル人ではなく倭寇だった。この新兵器の普及により、群雄争う戦国の世は一変、織田信長という寵児を生み、天下一統が成る。伝来当初は贈答品にすぎなかった鉄炮が、いったん合戦の場で威力を示すと、諸大名は先を競ってその装備を急ぎ、生産は飛躍的に高まった。この波紋は文禄・慶長の戦いの中で、朝鮮にも多大の影響を与えることになる。歴史の歩みを加速させた兵器を、文化として検証する。

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  • 4121009622  175p 1990・2・25 ?

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著者プロフィール

1943年東京都生まれ。國學院大學大学院博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授を経て、現在、同名誉教授。日本銃砲史学会理事長。
主な著書に、『瀬戸内水軍』『日本の海賊』『東アジア兵器交流史の研究』『鉄炮と石火矢』『江戸の炮術』『鉄砲と戦国合戦』『真説 鉄砲伝来』『江戸の砲術師たち』『幕末 もう一つの鉄砲伝来』『鉄炮伝来』ほか。

「2022年 『日本銃砲の歴史と技術 第二版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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