江戸の花嫁: 婿えらびとブライダル (中公新書 1063)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121010636

作品紹介・あらすじ

いつの時代も、結婚は娘にとっての一大事業であるが、地縁的つながりの薄い江戸時代の大都市の適齢者は、いかにして相方を求めたのか。着飾って出歩く娘、見知らぬものの行き交う場所を見初め・見合いの場と定め、その演出を商売とする仲人、やたらと喧しく面倒な作法書、そしてまとわりつく「家」の思惑、親の思い-替え玉見合いやろくろ首の美人妻など、悲喜劇譚が繰り広げられる様々な婚姻模様を通し、都市生活の断面を窺う。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の嫁入り風習から庶民の暮らしを伺える民俗本。
    わりと離縁や再婚がしやすかったとか、
    離縁時には持参金もろもろを花嫁側で持ち帰るとか、
    三下りはんは再婚の際に必要なので夫からもらう必要があるとか、
    なんだかいろいろ面白かった!

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著者プロフィール

白百合女子大学教授

「2016年 『新版 児童文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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