戦略家ニクソン: 政治家の人間的考察 (中公新書 1309)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121013095

作品紹介・あらすじ

一九七一年七月ニクソン米大統領は世界の意表をついて訪中を発表、翌年二月歴史的な北京訪問を敢行し対中関係正常化のレールを敷いた。そのためソ連は一夜にして二正面作戦の脅威に直面した。これはニクソンの大戦略であり、彼の対中政策は正真正銘のニクソン・ブランドである。対中外交には彼の全人格的な特徴と戦略的思考が凝縮されている。本書は晩年まで米政界に外交と安全保障上の戦略的助言を与えた政治家の人間研究である。

感想・レビュー・書評

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  • ニクソンの生い立ちと対中戦略、日本をどう見ていたかなど。
    丁寧でよく分析された良書だと思う。
    興味が再燃したときに再挑戦しようと思う。

  • 4121013093 249p 1996・7・25 ?

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著者プロフィール

杏林大学名誉教授。昭和8(1933)年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、昭和31(1956)年時事通信社に入社。ハンブルク特派員、那覇支局長、ワシントン支局長、外信部長などを務める。平成4(1984)年から杏林大学社会科学部(現、総合政策学部)で教鞭をとり、平成22(2010)年より現職。平成17(1993)年に博士号取得。平成8年には第12回正論大賞受賞。専門は国際政治。産経新聞「国民の憲法」起草委員会委員長。国家基本問題研究所副理事長。
著書に『アメリカの戦争』(恒文社21)、『戦略家ニクソン─政治家の人間的考察』(中公新書)、『新しい日米同盟』(PHP新書)、『激流世界を生きて─わが師 わが友 わが後輩』『憲法改正、最後のチャンスを逃すな!』(以上、並木書房)など多数。

「2022年 『宿命の衝突』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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