インド人の論理学: 問答法から帰納法へ (中公新書 1442)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121014429

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  • 古代インド人の思考方法を、緻密な文献学に基いて論じたもの。
    論理学がギリシャだけのものでなく、古代インドでも重要な地位を占めていて、体系化がなされている。
     本文の内容もも去ることながら、世界中で活躍する著者の姿をみて、仏教学がこんなに国際的な学問だったんだと感動もした本。

著者プロフィール

1944年生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。トロント大学大学院博士課程修了。1974年トロント大学PhD。1986年京都大学文学博士。2010年中村元東方学術賞受賞。広島大学・龍谷大学名誉教授。現、財団法人仏教伝道協会理事長。主な著書・訳書『さとりへの遍歴 華厳経入法界品』(上下)梶山雄一他共訳(中央公論社)。『シリーズ大乗仏教』全十巻、斎藤明他共編(春秋社)。『龍樹『根本中頌』を読む』五島清隆共著(春秋社)。

「2022年 『増補 菩薩ということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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