福祉国家の闘い: スウェーデンからの教訓 (中公新書 1575)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121015754

作品紹介・あらすじ

福祉の肥大化と官僚化がエスカレートし、試練にさらされる「モデル国家」スウェーデン。経済の停滞を契機として、福祉政策の行き詰まりが顕著となってきた。少子高齢化や家庭の崩壊といった社会問題も深刻だ。だが、日本型福祉の今後を模索するうえでスウェーデンの試行錯誤は大いに参考となる。この国が実現した平等と豊かさから学ぶべき点も少なくない。これまで語られなかったスウェーデンの実像に迫るレポート。

感想・レビュー・書評

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  • 2001年刊。著者は元スウェーデン大使館員、元東海大学教授。◆ビターなスウェーデン論。福祉大国・平和中立国というイメージで語られがちな北欧の雄スウェーデン(尤も、個人的にはそれだけの国と思っていない)。しかし、著者はその内実を暴き、①福祉先進国に程遠く、②ミドルパワー国として、弱者の戦略・外交(欺瞞・狡猾・融通無碍・屈服・面従腹背)を駆使し、国家の存立と平和を図ってきた事実を切り取る。余りに露悪的・侮蔑的な叙述と、反面の日本って良い国、という根拠のない自賛が鼻につくが、瑞典史、特に近代史の叙述は良。
    ◇また、瑞典内部の問題点の指摘は具体的で、成程と思うことも多い。◆しかし、どの国にも問題と長所があることは明らかで、それを殊更自慢げに上から目線で開陳されても、という印象は残る。また、紹介される他国の制度をいかに取り入れるかは、その国の文化だけに左右されるものではない。普遍性や問題意識の共通性という分析視座が必ずある。文化が違えばその制度が導入できないとするが如き本書の物言いは、思考停止の最たるもので全く共感できないのだ。
    むしろ、予算・機能面・日本の長所を踏まえた部分導入とその範囲を緻密に検討していくべきで、北欧なんて信用ならないの如き本書の主張は、本書が批判する北欧バラ色と五十歩百歩なのである。◇また、こういう著者ほど、米国の経済制度は日本に導入できるというダブルスタンダードを用いがち、と見るのは穿ちすぎだろうか。◆本書の主張部分は話半分、瑞典史・現在の瑞典の問題点など事実の指摘は良と見るべき書か。

  •  著者が日本人のスウェーデンに対する幻想を打ち砕こうとして書いたのだろうという意欲がうかがえる。しかしそれでも、普段自分の国のことを悪く言ってばかりの日本人からすると、実は照れ隠しであって本当はスウェーデンのことが大好きなのではないかと思われてしまうし、実際そうなのではないかと思う。だからこそ、悪い面は悪いと実証的に示すことが重要である。本書は著者の豊かな教養に裏打ちされていて、読んでいてとても面白い上、できるだけ公式のデータを用いてスウェーデンの実相を明らかにしようという努力が認められる。しかし、著者の個人的な経験や知人からの伝聞によっている部分も少なくない。そうしたことでしか示せない生活の実態も確かにあるが、やや印象論ともとれるところもあった。そして何より、著者のスウェーデン好きが災いしてしまって、この程度では日本人のスウェーデン幻想は破れそうにない。

  • チェック項目11箇所。「お爺さんの一生で何がもっとも重要な変化でした?」、老人の回答は彼の予想もしないものだった、「それはね――家族の崩壊だよ」。昔の大家族は老人や病人や、職のない家族員のために経済的面倒も見てきた、誰かが病気になっても失業しても、家族が面倒を見てきた、この各世代同居の家族が工業化とともに分裂したとき、人々は老人たちの生活を別なやり方で見てやらねばならなくなった、女性たちは家の外で働くようになり、生産に寄与するようになったが、その家での仕事が消えたわけではない、それは誰かほかの人々、つまり公的機関が引き受けねばならなくなった。「もっと働いて貯蓄せねばならない。そのためには刺激が必要だ。市場経済ではムチと人参が必要だ」(経済学者メイエルソン)スウェーデン型福祉が行き詰まった原因はなにかということだが、簡単に言えば経済成長なくして福祉もないということである。近年は親族が介護を負担することを求められており、そのための報奨金も出るようになった、ボランティアはほとんどいない。重い税金で老人福祉を実現してはいる、だがそれは人間連帯の精神からというよりは、それで自分の連帯責任は解除されたという心理を表現しているということだ。個人主義とは一人で死ぬことの覚悟だということであった、だが日本人は、家族に見守られて死ぬことへの執着にとらわれている。どんな立派な社会を造り上げても必ず少数の脱落者、弾き出される人々を防止できないのである、しかもそれを自らの意思で選ぶ人々もいるのだ、人間とはそれほどに難しい存在なのである。

  • 日本人が描くような美しいスウェーデンではなく、裏側の部分にも焦点を当てたもの。
    福祉制度の充実は優しさによるものではない、というところをスウェーデン人の個人主義の性格をかんがみて少し理解することが出来ました。家庭って軽視できないなと思ったし、単純に日本の福祉もスウェーデンを真似るのはまずいと思った。
    あと男女平等が世界一進んでる、ということだけど平等の意味を考えないといけない。
    単純に同じことが出来て同じ能力をもつことを目指す社会は、結局不満をなくすことができないんじゃないかと。男女それぞれの得意不得意などの特性を考えないといけないと思う。

  • こんな難しいタイトルの本に興味を持ったのは、先ごろ読んだ『ミレニアム』三部作の影響。

    『ミレニアム』で舞台となったスウェーデンという国は「北欧」「福祉国家」というイメージくらいしか浮かばない遠い国。

    著者はスウェーデンやデンマークの大使館に勤務し、北欧と縁深い人物。
    世界史が全くダメだった私には歴史的な話題はちょっと難しかったけど、スウェーデンの福祉や長い歴史、隣国ノルウェーやデンマーク、フィンランドとのなかなか複雑な付き合い、果てはスウェーデン女性の強さや美しさまで話題は多岐にわたり、わかりやすく、最後まで興味を持って読めました。

  • [ 内容 ]
    福祉の肥大化と官僚化がエスカレートし、試練にさらされる「モデル国家」スウェーデン。
    経済の停滞を契機として、福祉政策の行き詰まりが顕著となってきた。
    少子高齢化や家庭の崩壊といった社会問題も深刻だ。
    だが、日本型福祉の今後を模索するうえでスウェーデンの試行錯誤は大いに参考となる。
    この国が実現した平等と豊かさから学ぶべき点も少なくない。
    これまで語られなかったスウェーデンの実像に迫るレポート。

    [ 目次 ]
    第1章 スウェーデン人における人間の研究―日本人との相似と違い(無口な人々 強烈な個人主義 ほか)
    第2章 福祉社会の裏側―その光と影(福祉国家の素顔 福祉の行き詰まり ほか)
    第3章 北欧に王国ありて―中立外交180年(ナポレオン麾下の将軍、スウェーデン国王となる 開かれた王家の人々 ほか)
    第4章 モデル国家の裏通り―青ざめた花々(自殺の問題 スウェーデン式犯罪―浜の真砂は尽きるとも ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • スウェーデンを含む北欧がなぜ福祉国家として世界的に評価されることになったか。その福祉システムの背景には、どのような明と暗があったのか。筆者は外交官としても現代の北欧に社会について、幅広い知識を我々読者に与えてくれる。少し説明すると、福祉と経済、そして我々の心理というものは実に密接に関わっているのである。介護医療の現場における心理、例えば介護疲れなんてものがあるだろう。では、「介護される」側にはそうした心理は展開していないのか。また福祉を拡張することによって国家における経済はどう変わって行くのか。それを考えさせられる本である。

  • ・スウェーデン人:合理的指向,自然賛美,無口
    ・経済停滞による福祉の崩壊
    ・日本を遙かに超える犯罪率
    ・家族の崩壊

    日本ではスウェーデンを福祉のモデル国家として礼讃する傾向が強い
    →1.福祉が崩壊している現実をまず知るべき
     2.日本とスウェーデンの文化の違いを知るべき
      -スウェーデンは個人主義
      -日本は集団主義
     安易に重税による福祉制度に走らず,日本の文化にあった福祉制度(Ex.家族による介護の補助)を考える必要があるのでは.

  • 武田さんその1
    福祉についてのアレコレ。

  • 福祉国家の挑戦

    スウェーデンの正体を暴いた本。
    この本が真実を述べているのかは分からないが、述べていないことを願いたいが‥
    合っている気がする。
    しかしスウェまでが国造りに失敗しているのならどうすれば??
    デンマークは??恐らくスウェと似ているであろう制度で陽気とされる国民。
    スウェを探しつつも次はデンマークを知りたい。


    日本では理想の国としか報道されていないスウェーデン。
    しかし著者曰く日本のスウェ認識は浅く単純で間違い。欧米ではちゃんと認識されている。
    太陽が特別な意味を持つ国では無口で合理的な人々が育った。


    ・ 日本では北欧と言えば理想の国だがそれは
    昔の旧社会主義国家への異常な思い入れや感情移入に近い。
    ・ スウェ人は静かでシャイで他人の干渉を好まない。正確だが面白みがない
    内向的 抑制的 問題を自分のみで解決しようとする傾向
    “彼らはビジネスでも弾力性がなく決定が遅く過度に慎重で硬く退屈で〜”
    誠実、組織力がある礼儀正しく知的水準も高い
    中庸を重視 しかし日本人の集団志向性は無い。彼らは徹底した個人主義。
    肩書きこだわる 相手の気持ちとかを察する 差別もしない 愛国心とても強い
    元素の4分の1はス人が発見していることからも分かるように物の分析は得意中の得意。
    ・ すごくリアリズムの国 ポルノ芸術にも深さや思想あまり見られない
    病院の医者も治すことに真面目だし百科事典のように説明出来るが人間的交流はあまり無い。
    ものごとを説明は出来るが感情豊かに生き生きと語れる国民では無い。
    ・ おしゃべりは嫌われる 著者日本では無口に入る方だがそれでも喋り過ぎと何度か言われた
    ・ 子どもも大人しい。羽目を外して遊ぶ南欧の様な子どもと言うのはまず見られない。
      特に男の子は静かに黙っていることを美徳とされ育てられる。
    ・ 彼らは車を持ちサマーハウスも持ちモーターボートももち5週間もの有給休暇で毎年外国旅行を楽しみ家も立派なマンションやちょっとした豪邸が平均。しかし英国ジャーナリストが“彼らは最も豊かな国民だが最も不幸な国民だ”と述べた。
    ・ 調査機関のデータによるとスウェ人の70パーセントがストレスに悩んでいる。
    ・ 窓が壊れた老夫婦が近所の息子に頼まずわざわざ店に頼んだ。
    しかし子どもと仲が悪いどころか互いを愛し合っているのである。
    ここにスウェが見える。
    ・ 私自身、そんな好ましいスウェーデン人を何人か知ってきた。しかし短期滞在の外国人はそれに触れる前に帰国の期日が迫るだろう。
    ・ 老人ホームやその他の施設も制度もしっかりとしていて合理的間。日本人はそれを“優しさ”と呼ぶがそれは大いに違うのだ。
    ・ スウェ人は北欧諸国の中でも最も人気の無い国民。
    ・ 日本ではスウェの理性的紹介が無いため情緒的ないし観念的で一面的な美化と理想化の段階止まりで欧米のスウェ理解よりはるかに遅れている。
    ・ ‥簡単に言えば経済成長なくして福祉も保てないと言うことである。
      福祉を支えるのは経済力でありそれが弱まってしまえばうまく回らない。
      右肩上がりの経済成長を続けていた間は良かったが‥
    そして新しいスウェーデンモデルを示す輪郭はまだ見つかっていない。
    2008年ごろから福祉維持のために外国人労働者の移民が必要とされている。
    ・ 政府予算は毎年赤字。その後改善され98以降黒となったが本質的問題が解決した訳ではない。
    ・ 老人介護のある施設では1人あたりの担当入所者が100人以上となっており
    また地区病院では3〜5時間の待ち時間は普通だと言う。
    最近は介護を家族が行うことが求められている、そしてボラはほとんど居ない
    増加する患者に対し診察時間の短縮が当たり前になっている。
    「ノーマライゼーション」と言う言葉だけがひとり歩きしているのが実状。
    ・ 50〜60年代のスウェは良い国だった。しかし今は落ちてしまった。経済や福祉のみなず犯罪の増加にモラルの低下。
    ・ 向こうの老人ホームを訪れた日本人がよく遭うこととして入所者が“帰るな”と言う。
    向こうでも入所者は寂しがっている。
    それどころか北欧から日本の介護施設を見にきた介護者は日本の老人ホームの介護側と入所者間の人間的交流に驚く。
    ・ 日本では北欧には“寝たきり”老人が居ないと言うがそれは文化の違い。
      太陽の貴重な向こうでは太陽が出ていれば出ないと勿体無い、太陽が特別な存在。
      だから老人でも外に出るだけ。また1日のうちに少し外に出ただけで
    “寝たきりで無い”というのはどうか。
    ・ 30〜40年代に強制断種や不妊治療があったことが明るみに出て世間を仰天させた。
    また現在でも精神障害者に対する強引な処置がEU内で廃止されていっている中で
    スウェは逆に強制措置の拡大を検討している。
    人道国家と言われるこの国でもこれが現状なのだ。
    ・ スイスもスウェーデンも国民皆兵で過剰なほどの国力を有している。
    ・ ノーベル章も政治問題絡みで決定されている。
    またあれは小国の自己PR手段のひとつである。
    ・ スウェの自殺は決して高くない。10万人あたり20人であり他の欧州諸国と比べても決して高くないし長期的には低下傾向にある。(ルーマニアは10万人あたり70人)
    ・ 昔のスウェは自転車が置いておいても無くならないとか公園にハンドバッグを置き忘れて1時間後取りに戻ったらそのまま有ったとか。昔は警察が暇だった。
    ・ しかし今現在は犯罪王国と呼んでも良いぐらい。
    ここ数年の刑事犯罪平均件数は日本が170万件、スウェが100万件。
    しかしスウェの人口は17分の1である‥
    10万人あたりで発生率を算出すると強姦が日本の20倍以上、
    強盗は日本の100倍以上。
    平均犯罪数でみるとその発生率は日本の7倍、アメリカの4倍である。
    ただしスウェの特徴として殺人事件は決して多くないことがある。
    つまり凶悪犯罪は少なく性犯罪と軽い一般犯罪が多いのが特徴。
    ※ しかし犯罪の25%は外国人移民によるもの。
    ※ またスウェの犯罪はアルコールに結びついているものが多い。
    なのでスウェにとって飲酒問題は泣き所となっており酒に対する罪悪感もある。
    日本では外で花見で若い人が樽とかを抱えているが向こうからは考えられないこと。
    隠したりするもの?と言う意識もある。
    だからTVCMや自販機なども考えられない。反対に向こうにあって日本にないものがゴムの自販機。スウェで消費されてる酒の3割以上が密造、密輸と調査で出た。
    しかしその内向的な国民性から酒はコミュニケーションアイテムとして必要悪になっている。

    スウェは難民も寛大に受け入れる寛大な国と言われているが事実である。しかし物ごとには必ず裏がある。移民の仕事は3Kで低賃金で働かれている。
    知識人の移民が自分を生かせる仕事を求めて転職を30回以上行ったがしれでも得れなかった。
    差別禁止オンブズマンは機能していないとまで。

    福祉国家には失業者は居ないと考える人も多いがそんなことはない。
    完全なホームレスがストックホルムだけでも何千人もいる。
    ただ身なりがそこまで汚くないのでお金を要求されて初めてホームレスだと分かる。

    いじめも存在。日本ほど悪質ではないものの
    “このままではJAPANの様になる”と言う人もいる。
    教師からの体罰が禁止されている一方で生徒からの教師への体罰も禁止されている。
    生徒が暴力を働けば警察も来るし休校にもなるし荒療治。

    また児童虐待も多い。

    また日本ではからかいの対象になる同性愛や老人同士の恋も世間的に認知されている。
    (北欧では同性愛あまり差別されない)

    麻薬も多い。死亡者数西欧と比較してもトップ。

    スウェの女性の地位は高いと言われるが日本の様に家庭の紐を主婦が握っていると言うことなどない。就職率など目に見え易い点があるからそう言われるだけで決して高いわけではない。
    また社会進出している女性の半分はパートであり就く仕事も限られている。
    量的には多くてもそれは表面的で質的には決して高くない。
    スウェの女性は美しいがとても要求が高く自我も強い。国の問題のひとつとまで言われる。


    国民の社会意識も高く民度は高い。民主主義の水準は文句無く高い。
    日本では問題にならないほどのささやかな職権乱用もここでは批判にさらされる。

    公共の建設用地の買収など文句を言わせない、日本の様にゴネ得など無い。

    日本ではスウェーデン人は自国のことを信頼している、不満が少ないと言われているが嘘。
    自国を誇りに思うが22%、福祉への信頼10%、政治家に対して信頼5%。
    最も高かったのは王室に対してで70%。スウェ国民は無力感を抱いている。

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著者プロフィール

1928年北海道室蘭市生まれ。中央大学法学部卒。外務省語学留学生(ストックホルム大学)、外務省北欧担当官(この間NHK国際放送〔北欧向け〕顧問)。在スウェーデン、デンマーク大使館一等書記官、宮内庁式部官、駐イスタンブール総領事を歴任。北海道東海大学教授(国際政治および日本外交史)、東海大学教授(北欧政治・外交および北欧社会研究)。この間大阪外国語大学、立教大学非常勤講師。1999年退任。現在、北欧文化協会理事長。
〈主な著書〉
『白夜の国々』(中公新書 1985)、『物語 北欧の歴史』(中公新書 1993)、『北欧の外交』(東海大学出版会 1998)、『北欧を知るための43章』(明石書店 2001)、『福祉国家スウェーデンの闘い』(中公新書 2001)、『物語スウェーデン史』(新評論 2003)、『バイキングと北欧神話』(明石書店 2005)ほか多数。

「2006年 『北欧悲史 悲劇の国王、女王、王妃の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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