中国第三の革命: ポスト江沢民時代の読み方 (中公新書 1652)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121016522

作品紹介・あらすじ

驚異の経済成長を遂げ、超大国へと駆け上がる中国。その趨勢を見極めるには、華々しい現象だけでなく、社会の深層のダイナミズムに注目する必要がある。中流階層の急増や国際交流の活発化を背景に、いわば市民革命が起こりつつあるのだ。中華人民共和国の樹立、改革・開放政策の断行を引き継ぐこの「第三の革命」は、はたして本物か。中国出身の政治学者がポスト江沢民時代を大胆に予測し、日中関係のあり方を提言する。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    驚異の経済成長を遂げ、超大国へと駆け上がる中国。
    その趨勢を見極めるには、華々しい現象だけでなく、社会の深層のダイナミズムに注目する必要がある。
    中流階層の急増や国際交流の活発化を背景に、いわば市民革命が起こりつつあるのだ。
    中華人民共和国の樹立、改革・開放政策の断行を引き継ぐこの「第三の革命」は、はたして本物か。
    中国出身の政治学者がポスト江沢民時代を大胆に予測し、日中関係のあり方を提言する。

    [ 目次 ]
    第1章 社会構造の巨大な変化
    第2章 国民意識の革命
    第3章 「ポスト江沢民」のニューリーダー
    第4章 政治改革と「中華連邦」の可能性
    第5章 経済大国への試練
    第6章 模索される世界との協調
    第7章 日中は共通の基盤を築けるか

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著者プロフィール

1957年、上海生まれ。中国・華東師範大学外国語学部卒、1992年、学習院大学で博士号(政治学)を取得。1986年に来日し、学習院大・東大・早稲田大などの非常勤講師を経て、1992年、東洋女子短期大学助教授、1996年より東洋学園大学教授となり現在に至る。その間、2002年、米国ジョージ・ワシントン大学(GWU)客員研究員、2007年、英国ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員。著書は『毛沢東の朝鮮戦争』(岩波書店 1991年)、『中国2020年への道』(日本放送出版協会 1998年)、『毛沢東のベトナム戦争』(東京大学出版会 2001年)、『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版 2010年)、『中国外交 苦難と超克の100年』(PHP出版 2012年)など多数。

「2017年 『中国と南沙諸島紛争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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