路地裏のルネサンス: 花の都のしたたかな庶民たち (中公新書 1730)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017307

作品紹介・あらすじ

ルネサンスといえば、優美な絵画や華麗な貴族の生活などが思い浮かぶが、都市や農村の大多数を占める、それとは無縁の無名の人びとは、毎日を必死で生きていたのである。それゆえ厳しい生活環境のなかで、知恵と才覚を武器に生存競争を勝ち抜きながら、自らの欲求に忠実にふるまうこともしばしばであった。本書は、輝かしいルネサンスの陰にかくれた庶民たちの日常を、残されている史料をもとにいきいきと再現する。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    ルネサンスといえば、優美な絵画や華麗な貴族の生活などが思い浮かぶが、都市や農村の大多数を占める、それとは無縁の無名の人びとは、毎日を必死で生きていたのである。
    それゆえ厳しい生活環境のなかで、知恵と才覚を武器に生存競争を勝ち抜きながら、自らの欲求に忠実にふるまうこともしばしばであった。
    本書は、輝かしいルネサンスの陰にかくれた庶民たちの日常を、残されている史料をもとにいきいきと再現する。

    [ 目次 ]
    第1章 広場と路地
    第2章 衣食をめぐる葛藤
    第3章 田園生活は麗しい?
    第4章 子作りと子育て
    第5章 犯罪と刑罰
    第6章 売春とホモセクシャリティ

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    [ 参考となる書評 ]

  • 当時、弟子として(?)この本の完成までをそばで見ていました。先日(半年以上前ですが)、先生が亡くなられた事を知りました。ご冥福をお祈りします。
    内容としては「ルネッサンス巷談集」を中心に楽しくルネサンス期の庶民の暮らしを再現している。
    学術書のジャンルに入りそうだが、かなり読みやすい。
    本書内の写真はほとんど先生が実際フィレンツェで撮影されたものです。

  • 要約練習に〜と思ったけど普通に面白い!

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