拡大ヨーロッパの挑戦: アメリカに並ぶ多元的パワーとなるか (中公新書 1751)
- 中央公論新社 (2004年6月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121017512
作品紹介・あらすじ
二〇〇四年五月の拡大により、二五カ国、人口四億五〇〇〇万、GDP一〇兆ドルとなった欧州連合(EU)は、グローバル化時代に、新たな挑戦の時を迎えている。新加盟の一〇カ国は、民族も政治も多元的であり、「ヨーロッパとは何か、どこまでか」が問われている。多元的欧州はアメリカを超えるパワーとなるか。逆に、多様性は内部統一を困難にするのか。米欧主導時代の幕開きの中、日本はどう振る舞うべきかをも展望する。
感想・レビュー・書評
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EUの歴史とこれから
ちょっと難しい -
EUの歴史をおさらいするのにとても便利な新書。
中・東欧、特にハンガリーの専門家である彼女は、ワイダーヨーロッパにグローバルアクターとしての役割を期待している。今後のEUの展望をやや希望的観測で見つめるのに適した一作。
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