英文法再入門-10のハードルの飛び越え方 (中公新書, 2628)
- 中央公論新社 (2021年1月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121026286
作品紹介・あらすじ
「英語は苦手、でももっと身につけたい」と思っている人に!英語が難しいのは、次の2つが原因です。1つは、英語が日本語と全然別の言語であるから、もう1つは中学・高校で正しい順番で学ばなかったからです。これらを意識して中学・高校の英文法をもう一度学んでみましょう。本書は、名詞の用法から5文型、誰もがつまずく不定詞句や関係詞まで、工夫を凝らした10の講義で解説。これで乗り越えられるはずです。
感想・レビュー・書評
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いかにもな見た目の文法書は、社会人が電車内で読む時に恥ずかしいので、文庫本のような本書は外でも読みやすいと思います。
ただし、文章が並んでいるだけのため、受験用やTOEICの文法書の方がわかりやすくレイアウトされており、読みやすさを求めなら本書はあまりオススメしません。
各章の冒頭に問題があり、理解度をチェックできます。解答は、説明文の中に記載があるのですが、答えがすごく探しにくかったです。
文章を丁寧に読み込まないと、答えがどこにあるか見つけられず‥拾い読み防止という点では理解度が深まって良かったです。
冒頭の問題の例:
「本屋はどの階にありますか?」を英訳しなさい。
解答:
Which floor is the bookstore on ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大人になって学び直せば、こんなにわかりやすい!誰もがつまずく名詞の用法、5文型、関係詞などを10回の講義で復習してみよう
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日本人にとって英語学習の根幹である英文法について、理解すべき重要な部分を新書という少ないページ数に凝縮して解説した本。
「再入門」のタイトル通り、著者が整理・分類した英文法のエッセンスが、さらに英文法の学習を進めるための取り掛かりを与えてくれる。
一部、違和感を覚える解釈もあるが、それは読み手によってさまざまな受け止め方ができると思う。
最後に、本書を再読することや、英語の学習を進めるにあたっての推薦図書も紹介されており、英語教育に対する著者の誠意が感じられる。
英文法の知識をリフレッシュするのにも適した本。 -
レベルは高くサッと読む本ではないため、著者も言っているように再読による復習が必要。
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スーッと通読できる。分量もちょうどいい。なかなか英語の文法を説いた本でこういうのはない。改めてなるほどと思うようなところもあったし、なにより英文法の基本事項を、前にあたまに入れたことをそう忘れないうちに学びきれる、というのは貴重。
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英語は苦手、でもできるようになりたい人へ。
所蔵情報
https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/detail?rgtn=B20406