リヒトホーフェン―撃墜王とその一族 (中公新書 2681)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121026811

作品紹介・あらすじ

「赤い男爵」ことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンはドイツの撃墜王にして英雄である。異名通り貴族出身の彼は、弟も著名な戦闘機乗りとして知られる。また、遠縁にあたるリヒトホーフェン姉妹の姉はマックスとアルフレートのヴェーバー兄弟と深い関係を持ち、妹は作家D・H・ロレンスと世界を遍歴した。本書は、マンフレートを中心としつつ、この4人を通し、20世紀という戦争と思想の時代を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報】
    『リヒトホーフェン――撃墜王とその一族』
    著者:森貴史
    初版刊行日:2022/1/19
    判型:新書判
    ページ数:272ページ
    定価:968円(10%税込)
    ISBN:978-4-12-102681-1

    「赤い男爵」ことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンは、真紅の機体で大空を舞った、ドイツの撃墜王だ。弟とともに第一次世界大戦でエースパイロットとして活躍し、戦死後も英雄として尊敬を集めた。その遠縁である姉妹の姉エルゼはマックス・ヴェーバーらと親交を結びつつ影響を与え、妹フリーダは作家D・H・ロレンスと世界を遍歴――。この個性豊かな一族4人の軌跡を通し、戦争と思想の時代の一面を照らす。
    https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/01/102681.html

  • 第一次世界大戦の撃墜王の史伝かと思ったら、同時代のリヒトホーフェン一族の物語りだった。この構成で著者が言いたい事が何なのかちょっとついていけなかった。撃墜王とその弟、そして文学界に波紋を投げかけた姉妹。そりゃいろんな人間がいるよね。だから何? やっぱり分からないや。

  • 288.3||Ri

  • 東2法経図・6F開架:B1/5/2681/K

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055619

  • 撃墜王の兄弟と、波瀾万丈の生を歩んだ姉妹。そこから垣間見える激動の20世紀。

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著者プロフィール

ドイツ文学者。1970年、大阪府生まれ。Dr. phil.(ベルリン・フンボルト大学)。現在、関西大学文学部(文化共生学専修)教授。主要著書・訳書に、『旅行の世界史 人類はどのように旅をしてきたのか』(星海社新書、2023年)、『リヒトホーフェン 撃墜王とその一族』(中公新書、2022年)、『ドイツの自然療法 水治療・断食・サナトリウム』(平凡社新書、2021年)、『〈現場〉のアイドル文化論 大学教授、ハロプロアイドルに逢いにゆく。』(関西大学出版部、2020年)、『裸のヘッセ ドイツ生活改革運動と芸術家たち』(法政大学出版局、2019年)、『踊る裸体生活 ドイツ健康身体論とナチスの文化史』(勉誠出版、2017年)、„Klassifizierung der Welt. Georg Forsters Reise um die Welt.“(Rombach Verlag、2011年)、ミヒャエル・H・カーター『SS先史遺産研究所アーネンエルベ ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』(監訳、ヒカルランド、2020年)などがある。

「2023年 『推しが卒業するとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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