- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121027580
作品紹介・あらすじ
織田家きっての重鎮ながら、信長没後の争いで秀吉に出し抜かれた敗者のイメージが強い柴田勝家。良質な史料から名将の実像に迫る。
感想・レビュー・書評
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柴田勝家の本ではあるが、信長の活動の説明がほとんど。それだけ勝家関連の資料が少ないということか。
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織田信長の重臣で羽柴秀吉のライバルとして有名な柴田勝家だが、よくよく考えてみれば最初信長の弟に仕えていたことや賤ケ岳の戦い関連などよく話題に上る通り一遍のことしか知らなかった。そこで勝家の出自や家系・家臣・与力や伸長する織田政権下で果たした役割を、敗者ゆえの良質な史料の少なさのため謎のままのこともあるが詳細に解説されていたのが良かった。
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信憑性の高い一次資料を中心に、これまで詳しく触れられることのなかった柴田勝家に迫る。
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織田家中における第一の重臣であり、北陸方面の経略を担った柴田勝家の生涯をたどる一冊。織田家に重きをなした実像がよく分かる。畿内での広範な活動状況や越前領国経営の実相、本能寺の変直後の動向など興味深い内容だった。
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鬼柴田として伝わる猛将、戦ばかりの生涯。福井では施政も良かったみたいだ。菩提寺もある。北ノ庄での最期はつらい。
古文書や伝説まで網羅的に調べられており大変な作業と思われる、研究者なら普通かな?
「~とあるが信用できない」的な紹介が多く、本質を掴みにくいので、字体を変えるとか注釈にするとか、工夫がほしい。
秀吉に敗れたのは『野心』が無かったからか、、、人が良いにも程がある。
そう言えば、秀吉があっさり死んで戦国が続いて伊達政宗が天下を取る、みたいな小説があったな。
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【請求記号:214 ワ】
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東2法経図・6F開架:B1/5/2758/K