英語の発音と綴り-なぜwalkがウォークで、workがワークなのか (中公新書 2775)
- 中央公論新社 (2023年10月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121027757
作品紹介・あらすじ
なぜwarmがウォームでwormがワームなのか。Tigersはタイガースなのか、タイガーズなのか。live→livingのように、ingが付けば取ってしまうのに読みもしないeを語末に付けるのはなぜか。不思議だらけの英語の発音と綴りだが、仕組みを知らないから不規則に見えていることも多い。本書では、母音と子音、開音節と閉音節、母音字の読み方、マジックeなど、学校では習わない英語の発音と綴りの仕組みを基本から解説する。
感想・レビュー・書評
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タイトルは面白いのだけど、専門外の人間にはやや入っていきにくい書き方だった。
規則的なこと、文法的なことって、どうしても読みにくくなる。
前提知識や語彙のない自分が悪い。
その分、コラムが面白い。 -
おすすめ資料 第574回 Tigersはタイガースかタイガーズか(2024.04.12)
英単語の綴りをどうやって覚えていますか?
私達の知るローマ字表記と発音の関係からは、かけ離れたものが多いですよね。
そういうもの!として記憶しているその綴りと発音にも、ルールがあります。
そのことを基礎から、きっちりおしえてくれる本です。
【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
https://library.kobe-cufs.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00363787 -
英語の綴りや発音のことがよくわかった
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図書館で借りて所々かいつまんで読んだ。
飛ばし飛ばしだったせいかわかりにくい内容だった。 -
英語の発音と綴りにここまで一貫したルールがあったとは知らなかった。途中までは煩雑なルールの説明に面くらったが、終章にある理解度テストのような復習をした時に、どんなロジックが適用されてこの発音や綴りになるのかが自然に理解できていることに驚いた。
当初、綴りは発音を介して語と結びつくが、やがて直接的に語と連結されるようになり、そうなればたとえ発音が変化しても綴りが変わりにくくなる。このことを「表語性」というが、一般的に表音文字とされるアルファベットも、この表語性を通じて表意文字のような性質を有しているとも言えることが、実践を通じてよく理解できる良書。 -
発音発生の原理から説明してくれてて、そこまで興味のない身には、無理でした。
興味ある人にはものすごくいいんだと思います。 -
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英語というよりも英語音声音素学を学ぶための初心者向けの教科書である。したがって、英語学あるいは日本語学で音素を学ぶ学生の入門書として、あるいは参考文献として読むのが好ましいと思われる。
英語教育の学生が読む本としてはいいであろう。