英語の発音と綴り-なぜwalkがウォークで、workがワークなのか (中公新書 2775)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121027757

作品紹介・あらすじ

なぜwarmがウォームでwormがワームなのか。Tigersはタイガースなのか、タイガーズなのか。live→livingのように、ingが付けば取ってしまうのに読みもしないeを語末に付けるのはなぜか。不思議だらけの英語の発音と綴りだが、仕組みを知らないから不規則に見えていることも多い。本書では、母音と子音、開音節と閉音節、母音字の読み方、マジックeなど、学校では習わない英語の発音と綴りの仕組みを基本から解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 研究者詳細 - 大名 力
    https://profs.provost.nagoya-u.ac.jp/html/100000202_ja.html

    研究社 - 書籍紹介 - 英語の文字・綴り・発音のしくみ
    https://books.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-40164-1.html

    英語の発音と綴り -大名力 著|新書|中央公論新社
    https://www.chuko.co.jp/shinsho/2023/10/102775.html

  • タイトルは面白いのだけど、専門外の人間にはやや入っていきにくい書き方だった。
    規則的なこと、文法的なことって、どうしても読みにくくなる。
    前提知識や語彙のない自分が悪い。

    その分、コラムが面白い。

  • おすすめ資料 第574回 Tigersはタイガースかタイガーズか(2024.04.12)

    英単語の綴りをどうやって覚えていますか?

    私達の知るローマ字表記と発音の関係からは、かけ離れたものが多いですよね。

    そういうもの!として記憶しているその綴りと発音にも、ルールがあります。

    そのことを基礎から、きっちりおしえてくれる本です。


    【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
    https://library.kobe-cufs.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00363787

  • 英語の綴りや発音のことがよくわかった

  • 図書館で借りて所々かいつまんで読んだ。

    飛ばし飛ばしだったせいかわかりにくい内容だった。

  •  英語の発音と綴りにここまで一貫したルールがあったとは知らなかった。途中までは煩雑なルールの説明に面くらったが、終章にある理解度テストのような復習をした時に、どんなロジックが適用されてこの発音や綴りになるのかが自然に理解できていることに驚いた。
     当初、綴りは発音を介して語と結びつくが、やがて直接的に語と連結されるようになり、そうなればたとえ発音が変化しても綴りが変わりにくくなる。このことを「表語性」というが、一般的に表音文字とされるアルファベットも、この表語性を通じて表意文字のような性質を有しているとも言えることが、実践を通じてよく理解できる良書。

  • 発音発生の原理から説明してくれてて、そこまで興味のない身には、無理でした。
    興味ある人にはものすごくいいんだと思います。

  • 英語というよりも英語音声音素学を学ぶための初心者向けの教科書である。したがって、英語学あるいは日本語学で音素を学ぶ学生の入門書として、あるいは参考文献として読むのが好ましいと思われる。
     英語教育の学生が読む本としてはいいであろう。

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著者プロフィール

大名 力(おおな つとむ)
名古屋大学大学院人文学研究科教授。1989年、東京学芸大学修士課程修了(教育学修士)。群馬大学教養部、社会情報学部講師、名古屋大学国際開発研究科助教授、教授を経て、現職。専門は言語学・英語学。著書・論文に『言語研究のための正規表現によるコーパス検索』(単著、ひつじ書房、2012年)、「コーパス研究と学習英文法」(大津由紀雄(編著)『学習英文法を見直したい』、研究社、2012年)、『英語の文字・綴り・発音のしくみ』(単著、研究社、2014年)、「英語の文字」「英語の発音と綴りの関係」(酒井英樹・滝沢雄一・亘理陽一(編著)『小学校で英語を教えるためのミニマム・エッセンシャルズ――小学校外国語科内容論』、三省堂、2017年)、などがある。

「2021年 『英語の綴りのルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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