法律はこうして生まれた: ドキュメント立法国家 (中公新書ラクレ 112)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121501127

作品紹介・あらすじ

安全保障など国の基本政策から日々の暮らしにかかわるものまで、15の法律誕生の過程を、関係者の証言を織り交ぜながら詳述。国会を舞台にした論戦や駆け引きを生き生きと描いた秀作。

感想・レビュー・書評

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  • 法律をただ覚えるのではなく、法律が制定されるまでの物語や背景を知りたくて本書を手にした。

    少年法改正や児童虐待防止法など、現在でも重要な法律が生まれた歴史、今でも決着のつかない憲法9条解釈や沖縄の米軍基地移設問題を知ることができた。

    最も興味を持ったのは国会討論について、大島理森氏を筆頭とする超党派のイギリス視察団が、クエスチョン・タイムを傍聴したことをきっかけに、イギリス式の党首討論を日本に導入しようとしたことだ。

    全体的に、情報量に限界のある、法律制定までのドキュメントに過ぎずない本であるのが残念だ。

  • 城めぐりの途中で読み進めた本。国会議員が法律を作るのにどういう経緯があったのか分かり易くまとめてある。以前に男女雇用機会均等法の成立までの悪戦苦闘を記した赤松良子元文部大臣の著書を読んだことがあり、法律制定にどんな苦労があるのか知ってみたくて、手に取った。児童虐待防止法の成立にマンガ「凍りついた瞳」が使われたとあり、早速このマンガも読んでみた。確かにインパクトのあるマンガですごく納得がいった。

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